4月20日 天馬さんとお別れ、、、、、その後に起きた信じられないこと。

朝目が覚めたのは9時少し前だった。ここのホテル、「東横イン」では簡単な朝食が出るという。昨日見た館内案内のビデオで案内していた。ただし「レストラン」というような立派なところではなく、おにぎりと味噌汁、コーヒーをロビーの待合室で食べる形である。時間は8時50分ぐらいだったが、とりあえず素早く着替えて朝ご飯を食べに行く。天馬さんは「いらない」ということで一人でロビーに下りていった。するとフロントの脇におにぎり、パン、バナナ、コーヒー、味噌汁などが並べられていた。私はおにぎり二個とバナナ、味噌汁、コーヒーをとって朝食とした。私のあとにも降りてきて食べている人がいた。

適当におなかも満足したので、着替えて出発。出発する前にフロントの脇にあったインターネット常時接続中のPCがあったので接続して遊んだ。天馬さんも良く行くONさんのページに行ってみた。掲示板を覗くとヒロイン森井夏穂ちゃんへのおめでとうメッセージが並んでいるではないですか! ああ!忘れてた!昨日は夏穂ちゃんの誕生日ではないですか!まさか一つの旅行中に二人のヒロインの誕生日を迎えるとは思わなかったのですよ!すぐに「ゴメンナサイ&おめでとうメッセージ」を書き込んでおく。しかもそういえば一昨日のジャーニー大会(終わったのは19日)で森井夏穂ちゃんは誰からも誘われていなかったではないですか!天馬さんと二人とも誘わなかったし、AIも誘わなかった・・・・。あまりにも可哀想な誕生日を迎えさせてしまったと反省。今日一日は夏穂ちゃんのことも考えながら歩こうと考えた。

まず今日行くのは松島である。というか松島だけである。蔵王も菅生も秋保も行った。サンモールも美術館も野草園も仙台城址も大崎八幡も行った。残りは松島と鳴子である。さすがに鳴子は遠いので時間がかかるだろうと思われたので天馬さんも連れて行くと帰るのが遅くなったりするだろうと考えたのである。だから今日は松島だけ。

仙台市内から順調に松島を目指す。塩釜あたりから漁港の感じがふんだんに溢れてきた。そのうちトンネルを抜けて松島に到着。一気に観光客が増えて、歩道も横断歩道もたくさんの人である。あちこちに「駐車場」の看板が出ているが、どれも有料である。観光地なんだから有料は当たり前といえば当たり前なのだが…。松島市街を抜けるちょっと手前でUターン。またまた五大堂とかの前を通ってトンネルを抜けてしまう…。すると左側の浜に広がる大きな駐車場が。ここはなんと無料なのである。来るときちょっと確認していたんです。ということでここに駐車。「トンネルを抜けて…」と書くと結構離れる気がしますが。そんなことはありません。すぐ近くです。

車を止めて二人で松島観光です。トンネルを避ける道を歩いていくとすぐに松島の海岸です。そこに松島水族館があります。松島水族館はスポットではありませんが「日本全国水族館巡り」みたいなことをしていると行ってみたくなりました。けれどパス。その隣りにレストランがありました。天馬さんはホテルでの軽食を食べていないので、ここで少し早めの昼食としました。

注文したのは「松島名物」とかかれていた「あなご定食(重だったかも?)」です。…あなご、この旅で2回目(3/21宮島)(汗)。うなぎも含めると4回目です(3/25柳川、4/9名古屋)(爆) 次第にめいてきました…。ちなみに味は薄めでした。私は朝を食べてきていたのでちょっとおなか一杯になりました。

そのあと、海岸をゆっくり歩いて行きます。そばに「遊覧船切符売場」というのがありましたが適当に見過ごします。そのうち「観光船桟橋」のCG場所に到着。写真を撮ります。松島で有名な五大堂の見学は後回しにしました。それでも「せっかくの松島だから、遊覧船ぐらい乗ろう!」ということで湾内一周遊覧船(\1,400)に乗るため乗船券を買います。ところが、どうも先ほど見過ごした「遊覧船切符売場」と売っている切符は同じみたい・・・・・。さっきのは出張所みたいなものだったのね。てっきり「あっちとは別の業者です〜」というものだと思ってました。

ところが「まもなく出ますから」という言葉に急かされて切符を買って桟橋に向かってみると、なんと行列が長いではありませんか!私は「次の便にしよう!」ということでさっさと諦めて、スポット「福浦橋」に向かいます。ここは有料橋です。200円。福浦橋を渡った先の島には展望所がありましたが、。島の大きさ自体が小さいのでそんなに高くもなく、「眼下に眺める」というふうに行かないのが残念です。展望所と言うことで記念撮影。天馬さんは再びるりかミニクロスを出します。周りに人が居ないのを確認して・・・・・・撮影!・・・・・おっと!!木立の中から外国人が!!(爆

「ヤヴァイヤヴァイ!」ということで退散します。小さな島には喫茶休憩できる建物もあります。その裏には軽自動車が・・・・・。「さっき階段の両脇がスロープになっていたのは車が通るためだね」などと話しながら島を一周。橋を渡って戻ります。戻りながら橋の撮影。欄干の具合、背景の島の具合等勘案しながら撮影場所を定めます。

戻ってくると、先ほどよりも行列は短い模様。島の上からでは行列が見えなかったのに短時間でずいぶん延びてます。若干待って乗船!結構な人数のお客さんが別料金を払って上階の一等室へと移っていきます。私達は下の階。左側窓側の席に空席を見つけて座ります。しばらくは船内にかかる放送を聞きながら、色々な岩を大人しく眺めています。そのうち天馬さんと一緒に後ろのデッキに行きます。船内後ろの売店で「かっぱえびせん」を売っていたのでそれを買います。すなわちよくある「ウミネコの餌付け」。 「かっぱえびせん」はコンビニで35円ぐらいで売っているようなめちゃ小さなパックです。スーパーに行けば大きな75gパックでも100円もしないで買えたりもするでしょうに。まぁこれは普通のボッタクリで、こういうところでよく見られる光景です。うしろでは観光客が、島見物もそこそこに「ウミネコの餌付け」を楽しんでいます。私もかっぱえびせんを放り投げます。けっこう飛びませんね。すぐに海中に落ちてしまいます。天馬さんにも渡して二人で餌付けをします。海中に落ちたえびせんもウミネコは目ざとく見つけて降りていきます。うまく飛べばウミネコは空中でキャッチ!なかなか楽しいものです。「う〜ん、、やっぱりこーゆーのは真奈美も誘ってするのが楽しいのかなぁ?」。 なんと言っても真奈美は鳥が好きですから。にしてはウミネコは大きいかな?

天馬さんがえびせんを投げます。ウミネコが見事に空中でキャッチ!! ところがウミネコはえびせんを縦にキャッチしてしまいました。・・・・くちばしが閉まらない(爆笑) えびせんがつっかえ棒のような形になってます。ウミネコはしばらくくわえたまま飛んでいましたが、そのうち海面に着水してゆっくりと食べていました。

ちょっと身を乗り出すと、二回の特別席の展望席で餌付けをしている様子が見えます。するとなんと言うことでしょう!!直接手からウミネコへと渡しているではありませんか!ウミネコも飛ぶ速さを船の速度と合わせて受け取ってます。かっこいい!!まるで真奈美ぢゃないか!!
下の展望室でえびせんを持って手を伸ばしてみますが、やはり駄目です。場所が低すぎるのでしょう。ウミネコが来ません。・・・・・・直接手渡しができるだけでも、もしかしたら特別室の価値があるのかもしれません。

人が少なくなった頃を見計らって真奈美ぬいぐるみの記念写真を撮ったりもしました。

50分の湾内周遊が終了。また桟橋に着きます。船をバックに天馬さんを記念撮影。天馬さん「ミニクロス出すのですか?」。私「さすがにここでは出せないでしょう。それとも出す?」 天馬さん「いや、いいです(汗」

また海岸線を歩きながら駐車場に戻ります。来るときに見なかった国宝「五大堂」を見ます。・・・・・・まぁ普通のお堂に見えますけれどね。五大堂を見ていると団体客がやってきました。ガイドさんの説明を聞きながら、皆さん全員が五大堂のほうを見ています。誰一人として後ろの私たちを見る人が居ない・・・・・・。真奈美ぬいぐるみを出して記念写真!!!団体客には気付かれませんでしたが、斜め前に居たおばさんが気付いて苦笑してました(核爆)

駐車場の脇の砂浜で少し休憩。潮干狩りをしている家族連れも居ます。私は、広島の宮島で真奈美ぬいぐるみを海岸に置いて写真を撮ろうとしたら、鹿が興味を示して寄って来て困った(笑)ことを思い出しました。それを思い出して、真奈美を砂浜の上に置いて記念写真。う〜ん、いい感じ!
 

このことが、後でとんでもないことを呼び起こすとは、全く考えていませんでした。
 

車に戻り、松島を後にします。午後3時過ぎです。まだ松島方面に行く車が混雑しています。けっこう空いた道を快調に仙台市街へと車を走らせます。

仙台に戻ってくると、昨日バスの広告で見た「ゲーマーズ仙台店」に行くことに決定。探します。ところがかなり新しい店のようで電話帳に乗っていません。仕方がないので104番に電話を掛けて電話番号を聞いたうえで電話して住所を聞きます。そうしてハピナ名掛丁から続くアーケードにあることを確認して向かいましたが、これを探すのに結構迷いました。大変だった・・・・・。別に難しい場所ではなかったのですが。

中に入って見ますが、センチグッズなんてなんもありません。それでも天馬さんがDX版のトレカを見つけたようです。それとセンチのコミックアンソロジー。それしかなかったです。それでも私は「あ!ギャラクシーエンジェルがある! あ!ちっちゃな雪使いシュガーがある!」とか見てはいたのですが(爆) それでもセンチがないのはわかっていても悲しいことです。
お付き合い頂いた天馬さんに感謝をこめて、お土産にコミックアンソロジーをプレゼントしました。

駅に戻り解散。改札に行くとあと3分ぐらいで福島行きが発車するところです。ちょっと慌しく天馬さんとお別れとなりました。

私はこれからどうしよう?と思ったのですが、仙台市内は終了したのでやはり鳴子に行きたい。しかしもう6時・・・・・。それでもまぁ暗くてもいいか!ということで高速道路を使って鳴子まで急ぎます。鳴子に着いたのは既に真っ暗。7時半くらいでした。鳴子温泉神社前の駐車場に車を止めて、画像ファイルを探します。画像ファイルがなければ写真が撮れません。
 

ないッ!!どこにもないッ!!!画像をプリントアウトした紙を入れたファイルがないっ!!!! どーしよーーーーー!!!!
 

落とした!?とすると場所は・・・・・・・。最後に確実に触った記憶があるのは、松島海岸で真奈美の記念写真を撮るときです。あの時意識してファイルを砂の上に置きました。あの時が確実な最後です。そのあとファイルの砂をほろって、車の後ろに置いた記憶もあるような気がしますが、定かではありません。運転席のドアを開けて後席の足元にファイルを置くのは最近の北星のファイルの置き場所でした。砂をほろったのはもしかしたらファイルではなく真奈美ぬいぐるみの方だったかもしれません。とりあえず松島海岸に戻ってみようか・・・・。

仕方がないので、写真は撮らずに、インターネットへの接続を試みます。どこかでセンチを買えば、画像吸出しファイルをダウンロードして、この場で吸出し、パソコンの画像を見ての写真が撮れると思ったのです。しかし、温泉神社の駐車場は電波の入りが悪かったので場所を移動します。鳴子温泉駅前に行ってインターネットに接続!!センチメンタルグラフティの画像吸出しソフトを探しますが・・・・・・なんと!!吸出しソフトの作成者は公開を止めているではありませんか!!そんなぁ・・・・・・・・。

仕方がないので、とりあえずyahoo!を使って他のサイトで公開されていないか探しますが、どこでも公開されていません。うぐぅ・・・・・。実はこのSWJでも「使えるセンチのプログラムソフト」を集めて公開するページを作ろうと思っていたのですが、作っていませんでした。「失敗したなぁ」と思いましたが、いまさら仕方ありません。とりあえず自分のホームページのトップに「持っている人、連絡ください!!」と緊急告知を行って、一縷の望みを掛けます。また無理だろうなと思いながら、センチメンタルグラフティパソコン版を起動します。もしかして初の起動か!?いきなりインストール画面にえみるが出てきてめちゃめちゃ撃たれます。なんぢゃこりゃ!? そうしてプレイ開始。誰のところにまず行こう・・・・・やっぱり仙台だし、鳴子温泉の写真が無いんだからえみるだよな・・・・・とえみるに会いに行きます。すると!!私の撮っていない写真がいきなり仙台2枚目に出てくるではないですか!!このアーケードの写真撮っていない!!!!!もう一回仙台市内に戻らなくてはならないことが確定しました。

とりあえずじたばたしても仕方ないと言うことで、鳴子温泉神社のそばにあった温泉外湯「滝の湯」に入ることにしました。あふれるお湯がとっても気持ちよかったです。
 

ファイルがない・・・・・・・。困りましたが、これ以上は何も出来ない。ということでもう一度松島海岸に行ってみる事にしました。もしかしたらあるかもしれない・・・・。真っ暗な国道を古川に出て、古川から4号線を南に進みます。途中でハイオク1リットル102円の表示を出した私の大好きなガソリンスタンド「鈴与トラックステーション」を見かけましたが、入れずに通り過ぎました。松島にまっすぐ抜ける道に途中で左折して向かいました。

松島に着いたのは日付が回った午前2時近く。海岸を探しますがやっぱり見つかりません。あたりまえでしょう。落としてから11時間以上経ってます。落としたとしても誰かが拾うなりしてるでしょう。私が拾った場合はどうするか?いい人が拾った場合は?悪い人が拾った場合は?ただ落ちているのを見かけただけのときは?さまざまなシチュエーションを想像してみますが、とにかく砂浜には無さそう・・・・・。

とりあえず、「誰かに拾われてすぐに警察に届けた場合」を想定して、警察に行ってみます。「宮城県警塩釜警察松島海岸派出所」。しかし落し物としては届いていませんでした。とりあえずちょっとした大切なファイルなので「落し物届け」をしておきました。

今は真っ暗なので砂浜は見えません。「明るくなってからもう一度確認しよう」ということで、松島海岸浪打浜無料駐車場に車を止めて、車中泊となりました。
 
 

まさか、ファイルを落とすなんて・・・・・・・・・・。