4月19日 仙台っていいね。


秋保温泉で一夜を過ごした我々は、8時前に朝食を済ませて9時半過ぎにホテルを出発した。朝食もすごいボリュームであった。もちろん食後に朝風呂に入っている。チェックアウトを済ませると、受付の若い女性と女将さんの二人で旅館の外までやってきてお見送りである。やっぱり温泉旅館は違いますねぇ。素泊まりで7,000円だったらそれは高いけれど、一泊二食付き。しかも温泉大浴場もある。食事も豪勢!いいですねぇ「ホテル秋保」。「札幌からも東京からも近いし、7月20日は仙台オフ開催するか!」とすっかりやる気。「けれど属性違うしなぁ。それに白井坂高校みたいに『同窓会』って使えないよなぁ。萌黄は女子高だし。・・・・やっぱり『萌黄女子高校教職員組合』かなぁ・・・」と宿泊名称まで考えていたりする。ダメダメである。

まずは「秋保大滝」に行くことにした。ここらへんでは「背景まで山」は撮れないと思ったからである。この読みは当たり。秋保大滝に行くとやはりそこであった。大滝の手前に観音様が奉ってあったのでお参り。女子中学生数人が引率の先生に「もう10時5分の出発時間過ぎてるから、ほら、早く。急いで」と急かされながらお参りなどを買っていた。秋保大滝では写真をとろうとすると人がやってきてなかなか撮れない。ようやく人がいなくなり撮影。そのあとで「マイナスイオンがたくさんあります」という宣伝文句に引かれて駐車場をちょっと移動。下の駐車場に移る。階段通路で滝壷のすぐそばまで行ける様である。「滝まで100m」と看板に書いてあるが、どう見ても100メートル以上ありそうだ。「これゼッタイ嘘だよ」といいながら階段を下りて滝壷のすぐそばまで来た。マイナスイオン、というかかなり細かい水しぶきが辺り一面に立ち込めている。これはすごい。後から来た観光客に良く知っている人がいるらしく、「今日は天気は晴れているし風もないし最高の天気です」という。「風があると水しぶきがかかってしまう」とのことでなるほどそのとおりである。しばらくたたずんだあと車に戻る。が、階段が思ったより急でまた段差不一致で歩きにくい。私も天馬さんも途中で一回止まって一息入れたほどである。看板では「100m」しか距離がないのにである(爆)

移動。泊まった秋保温泉を通過して仙台市街へ入る。まず最初に向かったのは「仙台市野草園」。途中左折ミスで先まで持っていかれたが、方転して事なきをえる。バスと一緒に長崎風頭山を思わせるような急坂を登っていって到着。駐車場は無料のようでためらいなく止める。入園料200円を払う。入って左手の建物で「押し花展」のようなものをしていたので入る。押し花展をぐるっと見回ると入口にいた受付のおばさんに「男性の方は珍しいので記帳していってください」と記帳を求められた。仙台観光中である旨告げると「野草園なんてなかなかコースに入らないのにありがとうございます」と言われ、さらに私が住所を「札幌市・・・・」と書くと「まぁ北海道から・・・・それならホントに書いてもらわないと・・・・」と言われた。いや、別にギャルゲーのセンチメンタルグラフティで仙台在住の永倉えみるが野草園に来なければ、北海道から仙台観光も滅多にしないだろうし、したって野草園なんて絶対来ないと思うけれど、それは言わない(笑)
その建物の前に彫刻「コロポックル二人」があった。微妙に野草園がスポットであることを納得させられる。そのコロポックル二人の前で記念撮影。天馬さんはぬいぐるみ以上に人前に出すのをためらわれるものを持っていた(謎)
 

園内周回中にマナミストさんから電話!「仙台に来たから・・・」ということで朝に彼の携帯留守電にメッセージを入れておいたのだが、それでかけてきてくれたのだ。天馬さんも「名前は聞いたことがあります」ということ。さすがは「最高の真奈美属性」であろうマナミストさんらしい。彼にだけはかなわない気がする。彼にだけは・・・・・。

2年前に札幌に来た時にいろいろ仕事の話もしたのだが、実家のある気仙沼で働いているとのこと。「さすがに行けないよ。もっと前に連絡くれたら休みとっておいたのに。」という。やっぱりね。どこに行っても同じである。けれど一月前に「この日は仙台だ!」と決まっていなかったから仕方ない。

電話のあとで園内スポット三箇所を撮影。場所の特定は出来ていなかったので半分は自力である。

スポット撮影終了。車で動く。スポットに行く前に仙台駅に行く。昨日見た仙台の情報誌に観光循環バス「るーぷる仙台」が走っているのを確認していた。仙台城址、宮城県美術館、仙台駅前(一番丁)が入っているのを確認していたので、「仙台駅前の有料駐車場より安いよね」ということ。発売場所が仙台駅のバス案内所だけ見たいなことが書いてあったので仙台駅に来たのだ。仙台駅前の駐車場に止める。送迎する人向けの駐車場で20分まで無料だ。天馬さんを車に待たせてひとっ走りバス案内所まで向かって購入した。その後、仙台城址公園に向かった。が仙台城址公園は駐車場一時間500円!?だったかな500円という値段が見えた。のでやめる。その先で方転して美術館に向かった。

美術館は駐車無料だったので止める。ただ5時くらいには閉鎖されるようだ。入口の写真二枚を撮影。もう一枚は入館しなければいけないかと思ったが階段を下りるとスポットを発見。入らずに済んだ。美術館は結構スポットになっているが入った例がない。なぜだ!?
 

美術館から「るーぷる仙台」で駅に移動。バス停で待っていると、目の前を仙台市営バスが通過・・・・って側面にでじこ!? いや今東京で流行りのラッピングバスではなく、側面の広告枠にでじこが居たのである。どうもゲーマーズが仙台にもあるらしい。後で行こうかな・・・・・。
そうこうしているうちにバスが到着。ちょっと混雑している仙台市内を走って仙台駅に着いた。サンモールに行くなら駅前である。
しかし、我々はまだお昼を食べていない。少し遅めの昼食をパンフレットに載っていた「伊達の牛タン」でとる。駅ビルの改札の隣にある店に入った。牛タン定食1,200円を注文。・・・・・・・う、うまいーーーーーー!!!! めっちゃめちゃ美味しかった。焼肉屋で食べる牛タンとは違う。全く違う。柔らかいしとっても美味しい。炭火焼なのだろう、その香りもほのかにして最高に美味しかった。スープにも牛肉が入っていた。仙台、いいです。誕生日OFF会ね・・・・・検討したいな。(笑)

遅い昼食を食べ終わると、スポット巡りの再開である。駅前に居るので次はサンモール一番丁である。その前にアニメイトと元センチ永倉えみる応援店「ミスターコミック」に向かう。天馬さんの先導でアニメイトに向かったがなかなか見つからない。「昔はマルゲ屋もあったよね・・・・」そんな話をしながら歩く。「あれ・・・・・この辺だと思ったけど・・・・」というがその場所には何もない。「ここって、マルゲ屋の場所じゃなかった? アニメイトってもっとなんかすごい人の多かった場所にあった気が・・・・」。結局天馬さんの歩いていった方は勘違いだったことがわかり、迷いながらもアニメイト仙台店に到着。昔と変わらない仙台朝市の賑わいの真ん中にその建物があった。

アニメイトで天馬さんはラミカを購入。仙台アニメイトにあったセンチグッズは他店と変わらず、このラミカ程度であった。

アニメイトの奥にメロンブックスだったかの店があり、その奥にアーケードゲーム機が並んだ一角があった。そこの壁にはなんと!色褪せてボロボロになったセンチのポスターが・・・・・・・・・。時代が流れたことを感じさせる一瞬であった。

アニメイトの後、ミスターコミックへ向かう。家庭内紛失して持って来れなかった応援店一覧表は、今回の旅で名古屋でカラーコピーさせてもらっている。それをファイルに挟んで持ってきている。しかし、天馬さんが行ったことがあるということで再び彼についていく。しかし、今回も見つからない。ファイルの住所とあわせて探すと・・・・・・場所はあっていた。場所に間違いはなかったのだが、無くなっていた・・・・。大阪、京都に次ぐ応援店3店目の閉鎖である。残念なことだ。

さて、これで本題のサンモール一番丁アーケードの写真撮影である。大通りを挟んで写す一枚と、アーケードの角から写すもう一枚の二枚。大通から写す一枚は全く問題なし。信号の具合を見ながら画像と同じように仙台市営バスを絡めてみたりする。ちょっと、濃い。
アーケードの角から写すもう一枚も、テクテクと歩いていくとすぐに見つかった。右端に見える木は外に立っているのではなく、ウィンドウの中だった。百貨店「藤崎」。ときメモの好きな方はどうぞ。丁度工事中でタイルを引っぺがしている。すごいちっちゃな工事なのに、警備員さんもいた。私がカメラアングルに迷っている姿にも動じない。動じたら困るが。工事のお邪魔をすることなく撮影終了。一番丁のバス停に戻ることになった。・・・・・・・この時、サンモールの写真に撮り忘れがあったとは、思いもしなかった・・・・・・・・。

バス停に行くと「るーぷる仙台」は既に終わっていた。いや、それは途中で気がついていた。旅館を出たのが遅いわけぢゃないが、秋保大滝の人除けに時間がかかった気がする。あとは駐車場探しに・・・・。

仕方がないので路線バスを待つ。仙台市営バス、初乗車。待っているときに思い出した。「あ!スキップカード家に忘れた!」

スキップカードとは仙台市交通局のプリペイドカードである。初めて仙台に来た時に買ったやつだからもう8年ぐらい前の気がする。まだ残額があったのに・・・・・。

途中うたた寝をしながらもバスは仙台城址に到着した。というかずーっと東北大の学部を巡って走っていた気がした。

日が傾きかけた仙台城址を歩く。神社の画像はすぐにわかった。しかし、「木のある広場」の画像がわからない。「まーくんの像」があるあたりが「石垣復元工事中」と工事の柵に囲まれているのでどうしてもその中が気になる。しかも「仙台市街展望」の写真も、奥に伸びている木が切られているようで場所の超特定が難しい状態であった。
仕方がないのでまーくんの像を離れて位置を移動する。するとありました!「通路とベンチ」らしき場所!但しベンチがない。しかし場所としては間違いないでしょう。私はおもむろにベンチがあったと思われる場所を足でほじくる・・・・・。・・・・・・・・・・・発見♪ 「ベンチのコンクリート基礎」(爆) 「そこにあるならこっち側にも・・・・・・・」 ・・・・・・・・・・発見♪「ベンチのコンクリート基礎(向かって右)」(核爆) 天馬さんはちょっとびっくりしていた。 ただ、私は今回の旅行でたまにこういうとても濃い場所特定の方法をしないと気が済まなくなっていた。(核爆)

さらに進んでいくと・・・・・おぉ!ここだここだ!さっきから探していた「木のある広場」が!ちょっと工事中の柵に囲まれているけれど間違いない!ということで撮影。「仙台市街展望」の写真の超特定が出来なかっただけでなんとか青葉城の4枚を特定し終えた。

ここからは歩いて美術館に戻る。青葉城の裏の階段を下りると「るーぷる仙台」のバス停が目の前にあった。これなら周遊も楽であろう。(TT)

バスはもう終わっているので我々は歩きである。青葉城の山を下りて道を曲がり美術館へ向かう。美術館に着くと車は我々のレパードしかなかった。しかも出口には車除けポールが立っていた。それでも車を動かして出口まで来る。車除けポールの間から出ようかとも思ったが、動かせば車除けポールが何とかなりそう。そこでちょいと動かしてみるとポールが引っ込んでくれた。無事に美術館駐車場を脱出。車を一旦出して、歩道沿いに止めて、ポールを引っ張り出した。まだ私の車があったからポールを固定して鎖を張らなかった、そんな感じであった。

さて、夕闇が迫りそろそろ今晩の宿を探さなくてはならなくなった。「一泊だけ」という予定だった天馬さんであったが、「今晩も大丈夫」ということなので、明日も一緒に回る事になった。宿泊場所を探すなら一番早いのが書店である。「ビジネスホテルガイド」を見て宿泊料金と、車の駐車料金の確認ができる。しかし、仙台市内を走っていたので駐車場のある書店がなかった。仕方がないので電話ボックスを探す。

2,3箇所の公衆電話をハシゴして宿泊場所を決定した。「東横イン仙台西口」である。「東横イン」は主要都市あちこちに出しているホテルで、前から多少気になっていたところである。若干迷って到着。今回は前日の「ホテル秋保」と違ってご飯がないので、外に食べに出る。「牛タンは食べたし・・・・」と言いながら、ハピナ名掛丁を歩く。途中で「めしのはんだやに行こう!」と決まったのだが、名掛丁の「はんだや」はちょうど閉店時間で入れなかった。仕方がないので、アーケードに面して暖簾の出ていた中華料理店に入った。外から見るとずいぶん寂れて見えたのでちょっと心配だったが、中に入るとお客さんは結構多かったので安心した。定食中心の店ではあったが、値段も高くなく、ボリュームもそれなりにあったので良かった。

ホテルの中にプレステを持ち込んで二人で「今日もジャーニーだ!」と気合いが入っていたのだが、やはり天馬さんは若干疲れたようで、「今日は中止」となった。私も若干インターネットをして早めに寝たのでした。