4月10日 東京へ向かえ!


金山のカプセルホテルを早めに出発しようとしたのだが、またゆっくり寝てしまった。昨日と同じく「まもなくお時間です」の声で起こされてしまった。身支度を整えてチェックアウト。車を出す。今日の目的は南知多である。国道19号線に進路を取り知多半島を目指す。が幾分も走らないうちに熱田神宮で止まってしまう。熱田神宮は一度参拝したかった寺社の一つである。(他に伊勢神宮と宇佐八幡宮に行きたい) ちなみに横浜の明日香ちゃんでお馴染みの星野姓は熱田神宮の神官が起源とされている。そういえば名古屋といえば中日、の星野監督もいる。ただ、彼は岡山の出身である。まぁ星野姓は置いといて・・・。
まだ午前10時過ぎで人は少ない。境内でバスガイドさん達が講習を受けているのを二箇所で見た。へんな高校生よりよっぽど制服に統一感が見られる。神社本宮のかなり手前に賽銭箱がありそこで参拝。かなり手前なのが不思議で、警備員さんに「ここまでなの?」と聞いてみる。すると、「そうです。特別拝観の場合以外はそこまでです。」とあっさり言われてしまった。ちょっとだけさびしい。帰り際に参拝に来ていたおばあさんがバスガイドさんに聞いていた。「たくさんいるね」「ええ、新人が入ってきたので研修中です。」
それを聞いて、「そういえば4月の新就職の季節か・・・・。そうだよな・・・・。帰ったら仕事探さなきゃ(爆」

お賽銭用の5円玉パックは持ってきていたのだが、財布を忘れていたのでおみくじは引かなかった。

車を走らせて先を急ぐ。11時までにコメダ珈琲店が見つかったら朝食をとろうと思っていたのだが、結局見つからなかった。途中知多半島の常滑を過ぎるぐらいのところでハイオクリッター99円の店を発見!Uターンをして店に行く。3,000円分給油。

南知多へ急ぐ。南知多ビーチランドを過ぎて若松海水浴場に来る。大きな門をくぐって道を行くと、次の野間海水浴場の門が見えてきてしまった。そこを過ぎたところで行き過ぎと思いUターン。若松海水浴場の門のところまで戻りそこを左折。つきあたりまで行くと若松海水浴場と中日ビーチハウスがあった。しかし、肝心のビーチハウスが見当たらない。海岸に出て左右を見渡すが見えない。車に戻りファイルを引っ張りだすと、何の事はない隣にある「中日ビーチハウス」がその建物であった。どうも「中日」の文字が消されているらしい。写真を撮影。その後海岸のシーンも探す。曇り空で空が暗く、海まで灰色なので海が青い写真とイメージが違うのと、今の時間が引き潮のようでそれらしいところまで水が来ていないのでどうもイメージが違う。それらしきところを「参考写真」として撮り置くだけに留めた。

その後南知多ビーチランドが気になり行ってみる。駐車料が700円(平日)かかるので、とりあえず問い合わせだけしてみようということで駐車場の管理人さんに「ちょっと窓口で問い合わせたいことがあるのですが」と言って無料で駐車させてもらった。止めたもののまだ若干迷っていたのだが、それでも来たんだからと発券のおねえちゃんに聞いてみた。

「やっぱり判りませんね・・・・・」

ということで断念。
駐車場のおじさんに礼を言って車を出した。
その後最寄の駅になる名鉄知多奥田駅に行って検討。入場料と合わせて検討に検討を重ねた結果とりあえず中止した。
それでも街道沿いのサークルK奥田店に駐車。ネットに繋げてとりあえず他のページで確認すると・・・・やっぱり別の場所であった。郊外スポットで「南知多」に行くとビーチハウスの写真が出てくるということは、水族館が南知多であるという断定はしていないということ・・・・という判断は合っていたようだ。さすがに取材班も水族館片っ端から行っていると言う事はないようだ。

※水族館片っ端
センチには以下の水族館が背景として出てくる。
札幌・・・登別マリンパーク
青森・・・浅虫水族館
横浜・・・八景島シーパラダイス
大阪・・・海遊館
高松・・・屋島山上水族館
うち、札幌、横浜、高松は中の写真なので入る必要がある(汗
 

12:39に「名古屋最後」として止めていたサークルK奥田店で買い物。すぐに出発する。地図で確認すると武豊に抜けて海底トンネルでくぐると碧南がすぐそばだということも判明した。電車の地図しか頭に入っていないとこういう時に新鮮に感じる。順調に武豊に入る。途中道の脇にチケットショップがあり「海底トンネル225円」と書いてあった。先ほど確認したのが250円だったから25円安い。「まぁ25円か」と通過したが、ガソリンの1円違いを気にしているのと比べたら合わないかもしれない。

工場の中を通過して、川崎製鉄の敷地を高架で越えると海底トンネルはすぐである。そして横断。250円を現金で払ったが、ハイカ使えたようでちょっと失敗。以後のためにハイカを確認しておく。

吉良町など国道1号線ではなくもっと海岸沿いの23号線を走る。途中「三ヶ根スカイライン」に入り「三ヶ根観音」に参拝していく。三ヶ根スカイラインは有料道路であったが普通車460円というのはめちゃめちゃ高い。

三ヶ根山の頂上にある三ヶ根観音は普通の小さなお堂の観音さまであったが、頂上には「慰霊碑」がとっても多かった。その殆どが太平洋戦争関連であった。

三ヶ根観音を出て三河鹿島で23号線に合流。後に1号線に合流して豊橋に来た。豊橋駅前に車でちょっと寄ったものの車からは降りずに豊橋鉄道の1800型を見る。つい最近旧名鉄の「釣りかけ、冷房、2ドア、転換クロスシート」から、旧東急の「カルダン、冷房、3ドア、ロングシート」に置き換えられてしまった路線である。しかし私の見た電車は3両編成であった。当時は2両編成だったのでもしかしたら、「着席定員が減るから、両数を増やそう」となったのかもしれない。それであれば嬉しいことである。

隣の駅まで線路沿いの道を選んで走り、駅脇の踏み切りでカメラを構えてみる。電車が来る前に東海道線をEF66-100牽引の24両コンテナ列車が通過していくのも見えた。ここで撮った豊鉄は結構きれいにフレームに収まった。

豊鉄を取り終えるとまた1号に戻りとにかく東京方面に向けて走る!走る!バイパスがあればバイパスに入り200円をハイカで払う。途中一箇所のサークルKでトイレ休憩をした以外はノンストップで静岡県金谷まで来た。

金谷で国道1号線を外れて県道島田金谷線に入る。ぐるぐると山道を越えて大井川鉄道新金谷駅に到着した。「駐車場一日500円」となっていたがそれには目もくれず、駅前のスーパーの駐車場を狙う。しかし、空いていなかったので「タクシー」と書かれたところに止める。タクシーの車庫自体は駅の右側にあるから関係ないはずだ。駅に行くと20分後に電車がある。とりあえず時間のあるうちに車内整理をした。時間が来て駅に行く。金谷行きが南海21001型2連でやってきた。私は元西武の釣りかけに乗りたかった。反対の千頭行きもまもなくかな・・・と思いながら切符を買おうとすると「千頭行きですか?もう出ますから車内で買ってください」と乗車証明書を渡されていそいそと乗り込んだ。「新しい電車だったら乗るの辞めようかな」と考えていたのだが選ぶ暇無しである。止まっていたのは旧近鉄で「ああ、新しいのだ・・・」と思ったのだが乗るときに見えた台車が古そうに見えた。「もしかしたら・・・・」と思い、電動車の床を見るとモーター確認蓋が大きい!「あ、これは!」と思った瞬間「ガクッ」とちょっと大きめな衝撃とともに「グォーーーン・・・・・」と釣りかけモーターの音が聞こえてきた。「おおおお!!!!」と喜びで後ろの電動車に移る。後ろの車両は帰宅の女子高校生が多かった。

よくよく見るとこの電車は非冷房だし、ドア配置もいかにも増設したような中間ドアがいい感じであった。「この電車いいなぁ」とすっかり気に入っていた。本当は電車がすれ違う駅の手前の神尾まで行こうとしていたのだが、すっかり気に入ったので、その先のすれ違う駅の手前の笹間渡まで行くことにした。5,000札しかなかったが、途中の友人駅家山で両替して無事解決。33分の乗車で820円払って笹間渡で降りた。笹間渡で10分待って折り返す。来たのは残念ながら元京阪の3000型であった。今でも京阪で一本だけ現役で、確か今回の旅で乗ったはずである。
帰りはゆっくり居眠りをしながら新金谷で降りた。車はもちろん無事であった。

真っ暗になった新金谷を出発。旧国道1号線を東京方向に走る。本当は藤枝バイパスがあるはずなのだが遠いので旧道を走る。島田で初めて行き先案内板に「東京208km」の文字が見えて「東京だよ〜」という気持ちが高まる。旧道は渋滞が多かったものの、バイパスと合流すると車の速度が一気に速くなった。午後8時過ぎに静岡市を通過、清水市に入る。そのまま国道1号を走っていく。途中国道246号線を左に分けたが、「せっかくだから1号線を日本橋まで走り通そう。」ということで国道1号線を選ぶ。するとトラックが一気に少なくなり、オマケに道が急な上り坂になった。あ根越えに入ってしまったのだ。しかたなく急カーブをさばいていく。頂上まで出て下り坂になるが、面倒なのであ根新道に入る。箱根新道も結構急な下り坂が連続する。「トラックは2速で 下り8%」というような今までの国道では見たことのない旧坂が連続する。「オートマ車は2速レンジ」というような指定看板もある。私もギアを2速に入れたり、オーバードライブをOFFにしたりしながら坂を下る。ブレーキ故障車の為の避難場所というのも教習所以来初めて見た気がする。

箱根新道からよく耳にする西湘バイパスへと進む。バイパスを抜けるといつのまにか国道134号線だかに入ってしまった。そこで途中のローソンでトイレ休憩&進路確認。県道30号線から国道1号線に入るルートが一番近いことが判り、それで行くことに決定。午後10時過ぎに出発する。予定通り浜須賀の交差点から県道30号線に入って道路は順調!いつのまにか国道1号線に入った。そのまま横浜新道に入る。ただこのまま行くと第三京浜に入ってしまうので、進路案内板に注意して横浜新道のみで降りる。国道1号線を六角橋交差点を通過。綱島街道を左に分けて、川崎駅・溝の口交差点を通過。多摩川を渡って東京に入った。上馬の交差点、五反田、桜田門、東京駅北口を通過。日本橋には12時12分に着いた!着いた!着いたぁ〜〜〜!!!!