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湾岸そしてアキバの混沌ヘ



ついに3月は北海道から出ないまま終わった。本当は3月といえば12日が杉原真奈美の誕生日で、お祝いのために高松に行かなくてはならないのだが、今年はついにパスをしてしまった。3月に高松に行かないのは実に5年振りである。そう見ると、本当にセンチがヤバイのかもしれない。そんな出かけなかった3月ではあるが、翌4月に出かけることになった。日付は4月25日。目的は東京ビッグサイトで行われる「美少女ゲームの最大級規模のプロモーションイベント」の「キャラクターフェスティバル(通称キャラフェス)」である。友人を伝ってか、それとも自ら公式ページで調べたのか、開催日は2ヶ月以上前から知っていた。「行こうかな?多分行くんだろうな。」と思っていた。しかし、丁度その日にJALのバーゲンフェアとANAの超割が設定されたにもかかわらず、予約しなかった。なにか引っかかるものがあったのかもしれない。しかし、後日結局エア・ドゥで航空券の予約をした。大手はこの時期は繁忙期で、高い。エア・ドゥだけが安かった。安いと言っても往復で3万円を超えていた。日程は単純で、4月24日に上京して一泊、25日はキャラフェスに参加してその日の最終便で帰ってくるだけである。会社の休みの調整を行った結果、翌26日も午後5時からの夜勤となったものの、東京で泊まっても、@食費がかかる。A宿泊費がかかる。Bそれなのにそんなに遊べない。という理由から25日中に帰ってくる予定のままとした。


4月24日(土)

いつものように始発のバスで出発。更に高速バスに乗り換えて新千歳空港へと向かう。前日は日勤で、寝る時間もあったのだが、なんだかんだと準備をしているうちにいつものように徹夜。眠い目を擦りながらだった。空港へ向かう高速バスの中ではずっと寝ていた。

無事に空港に到着。一度、この高速バスの中に携帯電話を忘れてしまい、東京に行ってから非常に困ったという経験があったので、降りる時には忘れ物が無いか慎重に確かめた。

飛行機はエア・ドゥであるが、全日空の自動チェックイン機で航空券を発券した。朝食を食べて来ていないので売店で朝食に向いたものを探すが、今一つ食指が動かされるものがなかった。そのまま金属探知機をくぐって中に入る。それでも中の売店で助六寿しを買って搭乗口に向かう。搭乗口の目の前で名前を呼ばれた。「はい」と応えて改札をくぐり機内へと入る。私の席は前方窓際である。奥の方では荷物を荷棚に上げる為に立っている人もいたが、ほとんど皆座っていた。私が入るのが遅かったようだ。私が座席に座り一息つくと、「バタン」と音がして、飛行機の扉が閉まった。どうも私が最後だったようだ。

飛行機が離陸して、安定飛行に入るとドリンクサービスが始まる。エア・ドゥは最初はドリンクサービスは無かったのだが、暫く前からサービスされるようになった。緑茶かコーヒーの二種類である。私は助六寿しを買って来たので緑茶を希望。隣の人はコーヒーを頼んでいた。

助六寿しを食べ終わると、する事が無くなったので、寝る事にした。まだ眠い。

飛行機は無事に羽田空港に到着した。到着間際まで寝ていた気がする。

さて、どうしようか。今日の予定はほとんど何も無いと言ってよいのだ。友人とは昼下がりに合流する予定にしたので、午前中は丸々空いている。8時発の飛行機に乗って来たので、羽田に9時半に着いてしまった。

京急で出ようとすると、モノレールの所に「山手線内まで500円」という、「モノレール割引パス」なるものを販売していた。4月12日から羽田空港だけで期間限定発売されている切符のようで、浜松町に着いた後、山手線内どこまででも行ける切符が付いて500円だそうだ。京急なら品川まで400円で、そこからJRに乗り換えると初乗りが130円だから、品川に行くのでなければJRより安い。そこで久しぶりにモノレールで羽田を離れる事にした。

浜松町に着いた私は、結局JRで一つ動いて田町にやって来た。田町に来たのはゲーム「月は東に日は西に」の背景画像探しが目的である。出発前から「午前中どうしようか?」と考えており、一つの選択肢に私の趣味の専攻分野である「背景捜索・解析」をしようと薄々考えていた。「はにはに」の背景画は、慶応大の傍にある、という噂をオーガストの掲示板で見付けていた。ただ、そう思って掲示板を探そうとしたら、その書き込みが見付からなかった。仕方が無いのでとりあえずその画像だけでもプリントアウトしようかと思ったら、PCにプリンターがインストールされていなかった。「慶応大の傍」だけでは余りにもアバウト過ぎるのを覚悟の上で田町で降りてみた。

しかし、田町周辺では背景画像は見付からなかった。背景解析学専攻として何たる不覚。これからは最低でもゲーム中に怪しい背景画像が出て来たらプリントスクリーンをかけるなりして、保管&分析をしなくては、と思った。結局1時間近くフラフラした後、探している時に見かけた「リンガーハット」に11時過ぎに入り長崎ちゃんぽんの昼食。長崎にも久しく行ってない。「リンガーハット」は福岡本社の会社である。

早めの昼食を済ませた私は、次に山手線外回り電車に乗って高田馬場を目指した。ここにも「背景みたい」な風景を見た記憶があったのだが、”非常に”よりももっとおぼろげな薄い記憶しか無いため、元から無理だろうと思っていた。案の定高田馬場でその背景は見付から無かった。高田馬場はエフアンドシーのある街である。 

次に山手線内回り電車で一駅、新大久保に行った。この駅のそばに模型店がある。そこに行く為である。事前に調べておいた店休日は「最終土曜日」となっていた。今日は土曜日だが、最終ではない・・・と思って行ったのだが閉まっていた。って当日が店休日の最終土曜日であることに執筆中に気がついた(マテ

結局大きな収穫が無いまま午前中終了。新大久保から山手線内回り電車で新宿に動き、そこから総武緩行線各駅停車に乗って秋葉原を目指した。わざわざ大久保では無く新大久保から乗ったのに、中央快速線ではなく総武緩行線に乗った。座りたかったからである。

秋葉原に到着。デパート口から改札を抜けて、アキハバラデパート内の模型店を覗いて見た。この店を見るのは初めてであった。

ここで合流予定のKo氏からメール。後10分ぐらいで着くそうだ。しばらく店内を物色する。今回の上京目的の一つに、「模型購入」もある。「キャラフェス上京ついでに、地元ではなかなか買えないパーツ等の購入」を考えていた。

アキハバラデパートの模型店では買うことなく終了。待ち合わせ場所のK-BOOKSに動く。まだ来ていないのでジュースを飲みながら待つ。既に少し疲れている気がする。そうして合流。まずK-BOOKSを覗く。大体アキバに来たらいつもまずKを覗くのだが、滅多に買う事がない。殆どいつも冷やかしである。今回も冷やかしのまま終わるだろうと思っていたが、ノーマルトレカコーナーで思わず立ち寄って、Piaキャロット3のノーマルトレカを二つ買い求めた。一つのパックににランダムに5枚入って105円。透明なケースに入っているので、前後二枚だけはデザインが判る。昔々センチ全盛期にはKy氏と一緒に、間に挟まっているトレカの、断面から見えるコンマ5ミリの色からカードを判断して購入した、なんていうマニアックな事もあったが、全ては過去である。

Kを出た後、Ko氏が「お昼ご飯を食べていない」と言うので、昼食を取ることにした。私が「ぢゃあメイド喫茶に行こう!」というと、彼も強力には反対しなかったので、行く事に決めた。メイリッシュと”青壁”には行った事があるので、別な所にしようと思い、Cos-Chaに行く事にした。

Cos-Chaはそんなにも混んではおらず、ちょっと待っただけで入れた。ウェイトレスの皆様は、今日はでじこのコスプレをしているようであった。二人ともメニューに載っていたランチメニューを頼もうとしたのだが、「ランチメニューは平日のみとなります」と言われて断念。別なメニューを頼んだ。

壁には40型以上であろう大型の液晶テレビが取り付けられて、「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」と言うのを流していた。確か原作はパソゲーであった筈だが、よく知らない。

ここで”Piaキャロットへようこそ!!3.3”の話しになった。彼から「買わないの?」と言われた私はゴソゴソと鞄の中から、「3.3」を取り出した。「もう買ったの?」「昨日ゲーマーズで買った・・・」。彼がゲームボーイアドバンスを持って来ていると言うので、Cos-Chaの中で始める事になった。中々注文の料理が出て来ないので、結構進んでいく。”3”では「出発した彼が乗った電車を高井さんが見送る」シーンの画像が、”3.3”では「彼の見送りに来たものの、彼がもたもたしていたために乗り遅れた電車を見送る」シーンに変わっていたのには笑った。途中Ko氏に貸して進めていたが、彼ががっくりと崩れ落ちたので「どうしたの?」と聞くと、「オープニングムービーに多部田氏の名前が・・・」

多部田氏から私達が逃れられるのは一体いつなのだろうか?(笑)

本編と同じく、自分の部屋でしか出来ないセーブには一寸困った。

Cos-Chaを出た後、私の希望でKo氏にはお付き合い頂き、模型店「TamTam」に行く。35%割引というとても凄い店である。ここでボディマウントTNカプラーや、半年前に踏み潰してしまったクハ115の廃車代替車等を買う。予定に無かったKATOラウンドハウスの「きりしま&ひゅうが」も買ってしまった。

その後、中央通を戻ってくる。途中Ko氏が気になっていたと言う古書店に行った。最近新装開店したようでビルの2フロアを使った店内は広く明るくて気持ち良い。どうも秋葉原はちょいと暗めで狭く混沌とした店が多いので、よろしくない。

このあたりでふと私は「一撃殺虫ホイホイさん」というコナミのゲームを思い出した。身長11.5cmのメイド型ロボットが主役のゴキブリ退治ゲームで、Ko氏と二人してはまっていたゲーム「ALMA」の中にネタとして出てくるのである。以前冗談半分で「買わなきゃ!」と話していたのだが忘れていた。ということで、アキバ巡りの目的にこれから「ホイホイさん探し」が加わった。古書店の下の同じ店の中古ゲームフロアでは、「ホイホイさん」は無かった。SS版センチが置いてあったが、値段が「480円ぐらいかな」と思ったら、「180円」であった。・・・・・・・そんなに安くなったのね。

古書店を出て、どこかのビルの2階だったかにあったソフトショップを覗く。小さな店だが、PC98やX68000対応のパソコンゲームも置いているかなりマニアックな店であった。しかし「ホイホイさん」は売っていなかった。SS版センチが置いてあったので、値段を見ると・・・

100円。

・・・・・・。言葉にならない。

メッセサンオーでも「ホイホイさん」を探したが、ここにも無し。ソフマップ本店では6,100円ぐらいで売っていた。そこでは買わず、安い店を探す。トレーダーにも無かった。

次にリバティーに向かい、恒例のテレカ物色。もうほんとに「アキバに来たら必ずリバティー」である。探すのは「センチ系のテレカ」や、「知ってるゲームの500円テレカ」、それに「好きなメーカーの500円テレカ」等である。50度数未使用のキャラクターテレカが500円、時には450円で売られているのだから楽しい。センチジャーニーデザインで初見のテレカがあったが1,000円以上していたのでこれはパス。見ていくと、「ALMA」の「麻宮梗&御月香苗テレカ」が2,200円ぐらいで、「御月香苗テレカ」が3,000円で売られており、Ko氏がとても欲しがっていた。結局、エフアンドシー「ひまわりの咲く街・雛咲祭里&エレナ・リリィベルテレカ」(500円)と、戯画「Ripple・加藤あおい&森本奈海テレカ」(700円)、それに「メーカー不詳の全然知らないテレカ」(400円)の3枚を買い求めた。テレカの印刷チェックをしていると、前で先日発売されたKOTOKOの「羽」を買っている人がいた。「そういえば買おうと思ってまだ買っていないな。」と思った。

時間が少ないので私の会計中に、Ko氏には先に下の階で「ホイホイさん」を探しに行ってもらった。

会計を済ませて下の階に行くと、「あったけど高い。」と言う。6,200円ぐらいすると言うことで、新品の方が安い。店を移る。

「そういえば、KOTOKOの羽を買いたかったんだよね。」
「羽?」
「そう。はねはね。」
「はねはね!」
「はねはね!」
「はにはに?」
「はねはねっ!」

その後、ソフマップ3号館に行くが、そこは本店より100円高かった。

更に紙風船と言う店に行く。一階は中古えろげーショップで、かなり品揃えが良い。半分外に出ているワゴンでは、格安品のセールを行っているような店だが、やはりここの店の特徴は、えろげーと一緒に「大人のおもちゃ」と呼ばれるものを売っている事だろう。しかもそのほとんどが「一人用」・・・・。

今回は一階には入らず、脇の階段を二階に上がる。

棚にあるPS2ソフトを見ていくが、「ホイホイさん」は見つからない。「ホイホイさん」を探しながら、私は別なソフトも何気なく見ていく。DVDコーナーにエフアンドシー「Canvas」のOVAがあった。アニメになると、キャラの顔が結構変わってしまうものが多いが、このOVA「Canvas」も御多分に漏れず、ヒロイン橘天音のお目目が異様にまんまるになってしまっている。「Canvas」は好きなゲームなのだが、所持しているのはマスターではない。「マスターにしたいな。」と思ってはいるのだが・・・というゲームだ。それでもなんだかこのOVAが欲しくなってきた。

でも買わない。

紙風船には結局無かったので、店を出ようとした。すると、階段脇のガラスケースの中に「等身大ホイホイさん付初回限定版」として売っていた。値段は「9,800円」。「流石に高いね。」ということで買わないまま出る。

今度は中央通を挟んで反対側のリバティーに行く。やっぱりテレカ探しである。エレベーター前に「テレカコーナー18:00まで10%OFF」の張り紙が貼っており丁度良い。

売り場に入ると、どこかで見た顔の人がいた。名前までは覚えていないが確かU氏の系列の友人だった筈。丁度一年前のキャラフェスの時に会った顔だ。Ko氏もそれに気が付いていた。しかし、こちらからも話し掛けなければ、あっちからも話し掛けて来ない。う〜〜ん・・・・。

まぁ、別にそれはそれなので、Ko氏と二人でテレカを見ていく。先ほど行った駅に近いリバティーと値段設定が違うのが大きな特徴だ。欲しいテレカがあるときは2店周って確認しないと、高い方で買ってしまう恐れがある。

見ていくと、結構欲しいテレカがあった。ちょこちょこと注文用紙に書いていく。その中でも戯画「Ripple・加藤あおい&森本奈海ゲーム箱絵デザインテレカ台紙付」が500円で売っていた。うぉぉ!!これは欲しい!!

と、店員が突然店内各所に張られていた「10%OFF」のPOPを次々と剥がしだした。これはまずい。急がないと。

メモした用紙を持ってレジに行き、「10%OFFでいいですか?」と聞くと、「もう10分過ぎているのでダメです」と連れない返事。こちらも店内に入る時にPOPは見たものの、時間は確認していなかった。「店長から禁止されているので・・・」と言うことで、なんとしても無理のようだ。私は元々と10%OFFでなくても買う予定だったので、別にどっちでもいいのだが、ついさっきまで安かったのに高くなった直後に買うのは癪に触る。「どうしますか?」と聞かれて、「じゃあいいです。」と買うのは中止した。

しかーし!! あのRippleの台紙付テレカだけはどーしても欲しかった。大好きな戯画の、それもRippleの、しかも酒月ほまれさんイラストの、そのうえ台紙付の、テレカがなんと500円!!

4枚メモしてあったが、その1枚だけ買った。

下の階に降りて、「ホイホイさん」を探す。しかし、無かった。

「ホイホイさん」は結局ソフマップ本店が一番安いという事になり、そこで買うことに決定。ってKo氏ほんとに買うんですか!?冗談半分だったのに・・・。

本店で値段を再確認してみると3号店と同じであった。「なんだ見間違いだったか。」となったが、ここで買った。

その後、再び駅に近い方のリバティーに行く。Ko氏はここで先程見付けたALMAのテレカを2枚とも買っていた。2枚で5,200円也。私は4枚で2,100円しか買ってないというのに(笑)

かなり時間も遅くなっていたので、これにて店巡りは終了することになった。

Ko氏と二人でアキバで晩御飯も食べる事にした。店は「とんこつらーめん」という所。店名が正面に出ていない。先程「ホイホイさん」を探している時に「アキバの食事情も良くなったよね。」という話をしながら、偶々この店が目に入った時にCos-Chaで食事した直後にも関わらず「じゃあ、ここで食べていこうか!」などと冗談半分話していたのだ。

暫く待って小さな店内に入る。14人ぐらいしか入れない店で、結局別れて座った。私は替え玉までしてしまった。

食事も終わったので後は帰るだけだ。

今日はKo氏の家にお邪魔させて貰う手筈になっている。秋葉原から総武緩行線に乗り錦糸町に行く。錦糸町から快速線に乗るが、上手い事に次の電車は内房線直通の君津行である。内房線五井まで乗らなくてはならないので丁度いい。「座りたいな。」と二人で話していると、偶々目の前にグリーン券の自動販売機があった。五井まで750円となっている。「・・・グリーン車に乗っちゃおうか!」と言うと、Ko氏も「グリーン車に乗ってみたかった。」と言うことで決定。グリーン券を買って車内に入った。

グリーン車の車内は空いていた。2階席に空席を見つけて座る。そこでおしゃべりをしていると、前の席に座っていた女性が席を移動した。・・・うるさかったかな? 車掌が検札に来たのでグリーン券を見せる。乗車券も、と言うので乗車券も見せる。Ko氏は定期券だ。が、車掌は「定期券ではグリーン車に乗れません。」と冷たい。あれ?ダメだったっけ?なんか定期券でグリーン車に乗る方法があった気がするんだけど、よく覚えていない。Ko氏は乗車券を買った。「ごめんね。」と謝ると、「座席がゆったりしていていいから、別にいいよ。」と言ってくれた。

おしゃべりしながら西船橋の通過までは覚えていたが、その先眠ってしまった。

五井で小湊鉄道に乗り換える。Ko氏の家は小湊の沿線だ。毎日小湊鉄道の気動車に乗って通勤しているわけで、ちょっと羨ましかった。


4月25日(日)

ガタガタと音がして目が覚めた。何時だろうと思って時計を見るとまだ5時前。Ko氏の家は朝が早いようだ。今日は今回の旅行の主目的(!?)キャラフェスに行く日である。始発で出発と言う事で二人とも5時には起床、5時半には家を出た。

小湊鉄道に乗って五井。乗り換えのホームの上で千葉名物ホットマックスコーヒーを買い、やってきた113系に乗車する。蘇我までであるが空席があったので座る。車内でマックスコーヒーを飲む。蘇我で京葉線に乗り換えた。

京葉線は快速があれば良かったのだが、普通電車しかなかった。
103系だったら良かったのだが、205系しか止まっていなかった。

ロングシートの車内に適当に座る。朝早いからか二人とも静かだった。ちょっと斜め向かいには女の子の二人連れが座った。一人は膝が見える丈の短いスカートを穿いていた。

京葉線に水色の103系はもういないのかな?と思っていたが、一回だけすれ違った。京葉線の車庫である京葉電車区にも何本か103系が止まっていた。新習志野では武蔵野線の103系も止まっていた。関東で103系を見る機会は本当に少なくなってしまった。

斜め向かいの女の子たちは楽しそうにおしゃべりしている。スカートの子がふっと足を上げた時、なにか白いモノが見えた。

 

彼女たちは舞浜で降りていった。まだ7時前ではあるがディズニーランドに続くペデストリアンデッキには歩いている人が沢山見える。

新木場で私達も下車。東京臨海高速鉄道に乗り換える。この路線、JR東日本のイオカードこそ使えないものの、スイカとパスネットが使えるというどっちつかずの鉄道である。両方持っていたが、私はスイカで通った。

6両編成の電車に乗って国際展示場前まで。降りると矢張り同業と思われる人が結構いる。うぅ〜〜嫌だ。

相変わらずそーゆーのを見ると好きくなれないのだが、まぁいい。コミケの時と違ってとっても空いている大階段を通過して、警備員の案内に従って列の最後尾に行く。逆三角が異様な”本館”ではデパートのマルイの「新作コレクション展」だったかが開催されるようだった。

列は会場脇に3列で作られていた。そこに並ぶ。暇なのでKo氏と色んな話をしていた。

そのうち列が動き出した。会場脇に駐車場らしき所があり、そこに入る。入る直前に「年齢確認」と「入場証と引き換え」がある。

そう。この「キャラフェス」の列は「18禁ゲーム」の列だから年齢確認が必要なのである。・・・・・うぅ〜〜〜。 しかもコミケと違い入場するのにお金が掛かる。1,000円。

入場証と共に、抽籤券が配られた。番号が書いてあり、当籤者を14時に発表するという。「とりあえず14時まではいるか。」となった。

海沿いに列が作られ、そこが最終待機場だと告げられた。列が再び動くのは10時。開場は10時半。販売開始は11時である。

さて。

始発電車で来たものの、ドコのメーカーが、ナニをするのか全く把握していない。とにかくKo氏が「はにはに(オーガスト)の物販と無料配布」と言うので来たのだが、私に目的はなかった。”キャラフェス”に来るのが主目的なのにナニも予定がない、という訳がわからない状態である。コミケの時もそうだった。「まぁ、とりあえずオーガストではにはにかな?」と、まだ二人しかクリアしていないゲームの事を思う。

ここで同じくキャラフェスに出るNa氏から電話。Na氏は都区内在住の強みを生かして我々よりずっと早い始発電車で来ていたので順番はかなり前の方だと言う。とりあえず二人のいる所まで来て貰って暫く話をした。Na氏も今回は”はにはに”のテレカが目的とのこと。ただ、ゲームはしていないと言う。をい(汗) 何故ゲームをしていないのにグッズが欲しくなるのか不思議である。キャライラストが良いのかな?良いんだろうな。

Na氏は更に鉄道模型もする人である。TOMIXから発売予定の「急行きたぐに・旧塗装」を買うだの、KATOから出る「EF65 1118・スーパーエクスプレスレインボーカラー」を買うだの、どこまでお金があるのやら不思議である。しかもEF65は3両買うんだと! をい、特定番号機を3両も買ってどうするんぢゃ!

「1両は1019号機に改造するから。」
「あとの2両は?」
「それは、ほら。あれだよ。」

Na氏は先日KATOから出た「EF60 19タイプ・やすらぎカラー」も3両買っている・・・・・。まったく。

そんなNa氏とKo氏の3人で他愛もない話をしていると移動時間が近づいてきた。

Na氏は自分の並んでいた所に戻る。暫くして列が動き始めた。昨年は列が動き出してから随分歩かされた気がするが、今回はそんなにも歩かないで館内に入った。同じ館内の隣の展示場では「ブックフェア」が開催されているようで、家族連れなどが三々五々入っていっている。小さな子や女の子も目立つその隣には男ばっかりの列・・・・・・。やっぱ異様だ。ぜったい異様だ。

開場。昨年は会場入り口で押すな押すなの混乱が起きたのだが、今回は起きなかった。昨年は徹夜していた友人と合流して列の前に入れさせて貰ったが、今年は後ろの方だったから落ち着いていたのかもしれない。とにかく前方は”徹夜組”なのだ。・・・徹夜までしてナニが買いたいの?

あちこちで列が出来始める中、とりあえずオーガストの物販列に並ぶ。隣はサーカスの物販列で、別な方にネーブルの物販列が見える。いやはや。

サーカスはD.C.のグッズ販売で、ネーブルはSHUFFLEのグッズ販売だ。D.C.はRで、SHUFFLEは発売日に買ってマスターを持っているが、どっちも積んでいる。適当にプレイしてみたりしたらこのキャラフェスの参加ももう少し変わってくるのかもしれない。

またKo氏と他愛もない話をしながら待つ。

すると、見た顔の人が・・・・・。あぁっ!!あの人は昨年ネーブルのめちゃくちゃ混乱していた列を見事にまとめあげた強い人ではないか!!確か昨年は「S.O.F.T」(サーカス系列の混雑対策会社)の名札をしていたが、今回は「オーガスト」の腕章を巻いている。いや、彼の仕事っぷりはいいなぁ! けれど、昨年のキャラフェス以外でもどこかで見たことある。夏コミだったかな?冬コミだったかな?それとも札幌のキャラクターパーティーだったかな?

やはり、この”キャラフェスを動かす人々”はとても気になる存在である。常日頃からこの“エロゲーに関わる人々”には興味がある。例え単なるキャラクター商品だとしても、それは自然に出てきた物ではない。それを創り出す人達がいて、それを世に送り出す人達がいるから、我々が手に取ることが出来るのだ。うん。やっぱり“人“のゲームなのだ。

サーカスの物販ブースの裏に、大きなポスターが貼られている。とっても有名なキャラの筈だが、よく名前を知らない。「おはよう、兄さん。今日も天気がいいよ♪」とその少女の言葉らしきものが書かれている。確か少女は七尾奈留氏原画の筈だ。

11時になり販売開始。暫く待って順番が回ってくる。ナニを買おうか迷ったが、とりあえず一番安い「オーガストテレカ」(1,000円)を買っておく。

終了。はやっ!

さて、どうしよう?これならば開場の時間に合わせて来るだけで別に何も問題無いような気がするのだが。

とりあえずKo氏と一緒になって隣の一般向けブースに行く。18禁ブースの4分の1ぐらいの広さと出展数で一般ブースというのもある。やはり美少女系の取り扱いである。Ko氏は「アルケミスト」ブースで「PrincessHoliday・レティシア・ラ・ミュウ・シンフォニアテレカ」を買っていた。

一般ブースをぐるっと一回り。あるブースではPiaキャロットへようこそ!3のキャラを中心とした「FCTCG」(エフアンドシートレーディングカードゲーム)を販売していた。6,300円のボックスを一箱買うと、プロモーションカードが5枚付いてくると宣伝している。プロモーションカードに高井さやかさんがあるのを目敏く見付けたものの、「カードを買ってもトレードする相手がいないし、せっかくのゲームなのにコレクションで終わってしまうから。」という理由で買わなかった。

Ko氏が次に並びたいと言うオーガストの無料配布は13時からでまだ時間がある。とりあえず列の出来ていないブースを片っ端から回る。おねえさん方が色んなコスプレをして宣伝している。チラシを配ったりしているものの、コミケの時ほど活気が無い。ちょっと残念である。それでもチラシを配っている所からは片っ端から貰い、あまつさえブースに積んでいるチラシも貰ってきた。体験版を配っているブースもあり、それも貰う。ブースでは直接ソフトを売っている所もあった。直販である。税込9,240円のソフトを8,800円で売っていたり、もっと割引したり、特典を付けていたりした。これを片っ端からすることは流石に出来ない。

会場を二人でぐるぐる見ていると、Ka氏とばったり会った。Ka氏はKo氏の友人である。いつ以来かな?私は久しぶりであった。

Ka氏はHOOKというメーカーのLIKELIFEというゲームが今回の一押しだそうだ。聞いてみると、主人公の呼び方が良いと言う事で、なるほど氏のハンドルで呼んでいる。「なるほど、そう言う選び方もあるか。」と考えた。どうだろう?私の名前をデフォルトで呼ぶゲームが出てきたら・・・・。ハマるかも知れない。

Ka氏とKo氏が職場が近い・・・とか話しているのを脇で聞いていると、すぐ側のブースでポスターを配り始めた。おぉ!ポスターぢゃん!

次に両氏の話を聞いている私の手にはポスターがあった(笑)

Ka氏は他の友人に連れられて別な所へと行ってしまった。

13時のオーガスト無料配布の前に、12時半から私の大好きな「戯画&パートナーブランド」のポスター無料配布がある。列が出来始めていたので、私はKo氏と別れて一人無料配布の列に並んだ。

列に並んでいるとKo氏からメール。オーガストも列が出来始めたようでそっちに並んだとの事。

ポスターは無事貰えた。先ほどKa氏が薦めていたHOOKの”LIKELIFE”と、どこかのメーカーの”るなるな”と、戯画の”ラズベリー”の3枚であった。ラズベリーは今夏発売予定の新作で、ねこにゃん氏原画である。ねこにゃん氏は過去には戯画の大好きな”Ripple”の原画も担当している。

私の大好きな戯画はなかなか「物販」というのをしない。コミケの時もなんにも売らないで新作の宣伝だけしていた。既発売作のグッズも売らなければ、新作のグッズも売らない。悲しい。

ポスターを貰った後、どうせだからとオーガストの無料配布の列に並ぶ事にした。

既にかなり長くなっている列に一人で並ぶ。Ko氏から電話が入ってNa氏と一緒に並んだとのこと。30分ばかり待って列が動き、混乱する事も無く無事に無料配布の冊子を貰う事が出来た。

貰った後、またあちこちのブースを覗く。今度は配っているチラシは貰わない。さて、どうしようかと思っていると、14時からまた「戯画&パートナーブランド」で体験版だかの無料配布を行うという。Na氏とKo氏と三人で「抽籤のある14時まではいよう。」と話していたので、「それじゃこれが最後かな?」と言う事で、Ko氏とその列に並ぶ事にした。

長い列で待っていると、傍に微妙に自然発生的な列のようなものが出来ていた。先頭があるのかどうなのか不明だが、壁に沿って人がいる。その殆どが壁に寄りかかって座って戦利品を開いているだけにも見えるのだが、列に見えない事も無い。列だとすればネーブルの列だろう。ネーブルはかなり人気がある。15時から無料配布があるので後ろに付いた人はその列だと見ているのだろう。しかし、列が会場入り口の開口部(高さ制限8m)にかかってしまい、係員に散らされていた。開口部は非常時の為に塞いではならない。並ぶとも無く並んでいた人たちは行き場を失い困っているようだった。

無料配布の時間になり、列が少しづつ進んでいく。随分順調だな、と思ったら、ブースの前ではなく、机を開口部まで持ってきてそこで配っていた。この配り方であれば、列を少しづつ分けて会場内にあるブースまで誘導する必要は無く、小物を配るだけの場合には有効な手段だ。

ふと上を見ると、ペデストリアンデッキの上から会場を興味深く眺めている人たちがいる事に気が付いた。ビッグサイトで開かれているマルイのイベントや、ブックフェアに参加する人達であろう。若い男女や、特に小さな子供を連れた家族連れが多く見える。就学前と思われる小さな女の子や男の子が下を見ている。おぉっと!キミは見てはイケナイよ。その親と思われる人も見ている。ほらほら、お子様は見てはイケナイのだから早く連れて行かないと。

そう思っていたが、下でナニが行われているのか知ってか知らずか、皆結構立ち止まってずぅーっと見ている人が多かった。

無事に戯画の無料配布も手に入れる。コスプレのおねえさんが配っていたが、なんとスクール水着を着ているおねえさんがいた。恥ずかしくないのかねぇ。

これで14時を過ぎた。一時離れていたNa氏とも合流。Na氏は既に14時発表の抽籤を見てきたとの事でなにも無かった模様。荷物を鞄の中に詰め直してKo氏と抽籤を見に行く事にした。

私は外れ。予想通りである。ところがKo氏が当たり。結構Ko氏はこういうのを当てる人である。当たったのはトレカのようなもので、抽籤番号一覧の隣に4種類貼り出されていたうち一枚貰えるという。Ko氏は私に「どれがいい?」と聞いてきた。デザインを見てみると、女の子4人が絡んでいるものであったが、どれも同じ子が違う絡み方をしているだけで、「これがいいね。」というものが無かった。そのため「どれでもいいよ。」と素っ気無い返事をしてしまった。

Na氏が「これいらな〜い。」と言う。見てみるとなんだか沢山の荷物があり、色々貰っている模様。ポスターが二本あったので「それ欲しい!」と言って貰った。結構ポスターの無料配布とか見ていた筈なのだが・・・・。Na氏は一体どこで貰ったのだろうか?

本日の業務はこれにて全て終了。

Na氏とKo氏と会場を離れる。Ko氏がふと、「朝も昼も食べなかったね。」と言う。言われてみればなにも食べていない。ホットマックスコーヒーと、昨日コンビニで買ったキットカットしか食べていなかった。「朝、調子が悪かったからそのままにしちゃった。」とKo氏。私も特に空腹にさいなまれることも無かったので別にいい。

結局「やっぱりアキバだね。」ということでアキバへ向かう事に決定。ゆっくりしたいので末広町近くのジョナサンに行く事にした。新橋までゆりかもめで行こうとなったのだが、「国際展示場正門からだと座れないのでは?」ということで有明まで歩いて乗った。有明駅はとても静かであった。

ゆりかもめが有明を出ると、眼下にビッグサイトが見えた。ネーブルの無料配布に並ぶ黒い列がよく見えた。

国際展示場正門からは、人が乗ってきたもののそんなに混む事はなかった。結構皆最後までいるのだろうか?

ゆりかもめの車窓から船の科学館が見えた。

「船の科学館に展示されている羊蹄丸が昔の色に塗り替えられたんだよ。」とNa氏。

「ほうほう」と車窓に見えた羊蹄丸を見てみたが、私が乗船した時とはちょっと感じが違う気がした。

「なんか違う。」
「いや、でも仕方ないよ。」
「それでもねぇ。羊蹄丸と摩周丸には現役時代に乗っているから、気になる。」

という話からしばらく青函連絡船の話しになる。

「ほら、貨物船から改造された船。なんだっけ?トシマ丸?」
「トシマ丸ってトヨシマさん(豊嶋真千子さん:センチ杉原真奈美の声優)じゃないんだから。」
「いや、あの北海道の南の。」
「?」
「・・・・右側?ほら、函館のあるほう。」
「あぁ!渡島(おしま)ね。渡島丸?あったかなぁ?」
「あったよ。渡島丸と津軽丸と・・・・」
「また古いですね。津軽丸なんて先に廃船になった船でしょう。」
「あった、あった。間違いないよ。」
「えぇ?青函連絡船は八甲田丸と、十和田丸と、摩周丸と、大雪丸と、羊蹄丸と、貨物船の空知丸と、貨物船から改造された石狩丸と、桧山丸、だったはず・・・・」
「北海道の南の名前の船は?」
「桧山丸でしょ。」
「桧山ってどこ?」
「北海道の南の左側だよ。」
「左?あれぇ?」

新橋に到着。目的地が秋葉原でも結構北に位置するジョナサンなので、「末広町の方が近いか。」と言う事で銀座線で向かう。

末広町までは初乗り運賃で着いた。

階段を上がって地上に出る。と、目の前にガストがあった。Na氏が「ガストにしようか!」と言ったが、「ガストは地元にもあるからヤダ。」と私が却下したので、当初予定通りジョナサンに入った。

ジョナサンは学生当時よく行った店で、仲間と一緒にドリンクバーで長時間粘ったものだ。

メニューを開いて「”タンドリーチキンとメキシカンピラフ”なんて懐かしいなぁ。」と思わず口にでる。今でも偶にアキバに来たら来る事があるが、1年に1回あるかないか、何かこういうイベントの後にゆっくりする場所を求めてと言う感じなので回数は少ない。「懐かしい」と言いながら”タンドリーチキン”は頼まず、別なメニューを頼む。勿論ドリンクバーも付けた。Na氏はビールまで注文して飲んでいた。

Ko氏は朝が早かったせいだろう、かなり疲れて眠い様子。私もソファーに座り、半分だらけていた。

Na氏は、これからクリーニングに出した背広をクリーニング店が閉まる前に回収しなくてはならないということで、時間制限がある様子。取りに行かないと夏用背広が無いそうだ。「それなら冬用でもいいぢゃん!」と引止めにかかる。

「せっかく北海道から来ているんだからさぁ。付き合ってよぉ。」
「そうだよ。Na氏は冷たいなぁ。」
「えぇ〜。でも背広無いし、明日暑かったら困るし。」

そんなこんなの他愛もない話が繰り広げられていた。

それでも「回収しに行く。」というNa氏の時間制限で、ジョナサンを出る。小一時間位いただろうか?ジョナサンの中で、今日合流予定だったもう一人、Ta氏と連絡を試みた。結局会場ではTa氏とは会えずじまいだったのだ。連絡を取ると、Ta氏も友人達と既にアキバに来ている模様。Cos-Chaに入っているとの事だった。「終わったらで良いから会いましょう。」と誘い後ほど合流となった。

Na氏は「帰る前にぽちとGMストアーに行きたい。」と言うことで、まずぽちに行く。ぽちもGMストアーも鉄道模型の店だ。

ビル4階のぽちに到着。店内は中古中心の品揃えで、学生時代はよくここで買っていた。最近は来ても中々良い出物が無いのでアキバに来ても寄る事は滅多に無かった。今回も無いかな・・・と思っていたら、ちょっと探していた「マイクロエース ED76 500番台」が税込2,625円ととても安い値段で出ていた。この電気機関車は地元で昔よく走っていたカマで、この機関車の引く急行や普通列車によく乗った。と言うことでこの機関車を買った。Na氏は何も買わなかった。ぽち終了。

次にGMストアーに行く。私もGMストアーには行きたかったので好都合だ。鉄道に興味のないKo氏は疲れていることもあって「石丸電気で休んでる。」と一旦離れる事になった。

GMストアーに入店。実は昨日のTamTamに続き、GMストアーでも購入予定があった。と言うことでKATOのAssyパーツや、その他の商品を見ていく。前回来たときには無かったはずの昨日行って空振りに終わった「タヴァサホビーハウス」のパーツが沢山あった。欲しいパーツは決まっていたので探す。しかし、見付からなかった。「パーツ一覧」にもなぜか載っていない。このパーツが無いと作成中の電車が仕上がらない。別に付けなくても作れないことも無いのだが、今回はちょっとパーツを付けたかった。

見つからないのでパーツは諦める。仕方がないのでとりあえず地元で中々売っていない動力装置を買うことにした。「17m級はなにがありますか?」と聞いてみたら、「DT11と日車D型があります。」との返事。おぉ!丁度いい。DT11が欲しかったんだ。

DT11付動力を出してもらい走行試験。う〜〜ん・・・・どんなものかな?

しゃがんで横から見てみると・・・・あれ?台車が違う。

「すいません。これ、DT10じゃありませんか?」
「あ、本当ですね、すいません。・・・・・あ、箱が混ざってました。DT10とDT11が混ざってしまってありました・・・・」
「よかった。DT11のほうでお願いします。」

DT11を出してもらったが、走行状態がとても良いと言い切れる走りではなかった。元々GM製動力はそんなにも性能が良くないから仕方が無いかな? 結局出してもらったDT11でオッケーとした。それと「クロスポイント製小湊鉄道キハ200型2両セット」も買い求める。

レジで会計をしていると、チラッと「SHUFFLE!」の袋を持った人が後ろに並んでいる事に気がついた。おぉ、あなたも湾岸帰りですか。やっぱりいるのね・・・と、そのときは思ったのだが。

店内が狭いので階段室で待っていたNa氏のもとへ行く。するとGM店内からTa氏がやってきた。おぉ、来てたのね・・・って「SHUFFLE!」の袋!?・・・レジで並んでいたのはTa氏だったのね(汗)

「Cos-Chaを早めに切り上げて来ました。」とのこと。それは嬉しい。

同じビルに新しく「MODELS IMON」が出来たということで、そっちも見に行く。「IMON」も鉄道模型の店である。階段を下りて左側の店に入った。するとガラ空きの棚に申し訳程度の鉄道模型が置いてあった。「模型店」というにはあまりにも少なすぎる。「開店当初はこんなものなのかな・・・」と思った。特に欲しい車輌もなかったので店を出る。と、今度は右側の店に入った。

するとたくさんの鉄道模型が置いてある。左側の店は中古取扱店で、右側の店が新品取扱店ということであった。一度行ったことのある大井町のIMONと店の雰囲気が同じだ。木製の棚が落ち着きを出すいい店であった。

石丸電気に移動。Ko氏と合流する。

合流してまもなくKo氏が「ヘッドホン壊れていたんだ。」ということで、石丸に買いに入っていった。昨日の夜から接触が悪いようで、「バックコーラスの方が音が大きい。」と嘆いていたのだ。

Na氏はここで帰らないとクリーニング店に間に合わない時間になったのだが、最後に引き止めた結果、もう少しおつきあいしてくれることになった。感謝!

Ko氏が無事にヘッドホンを購入して戻ってきた。お付き合いしてくれるNa氏が「Kブ(ックス)に行きたい。」ということで、Kに行く事にした。いつものように混んでいる道をKに向かっていくと、駐車体にすごい車を見つけた。なんか声優さんのサインを白デカールにして車に貼りまくっているのである。うぉぅ!すげー! 後ろにはPrincessHolidayらしきステッカーも貼ってある・・・・。俗に言う「イタ車」なのだろうか?ここまで行かなくても、いや、ここまでは行きたくないものの、私の車にももう少し貼ってみたいな・・・とは思った。あのレパードに(ぉぃ)

Kに到着。ぐるーっと店内を見たが、やはりいつものとおり見るだけで終わった。Na氏も何も買わない。Na氏と一緒にKに行って、氏がなにか買っている所を見た事が無い。冷やかしが目的? それでも価格チェックはしているようで、「前来た時はこれはいくらしていた。」と教えてくれるのだが。

ここでNa氏は本当の時間切れとなった。ヤフーオークションに欲しいセンチテレカの出品があり、それの落札時間の都合だと言う。まぁセンチのテレカなら仕方が無いか。ということでNa氏とはここでお別れとなった。

Ko氏とTa氏とKを出る。さて、どこに行こうかとなったが、私の希望で、すぐそばのLAOXホビー館に行く事にした。またまたKo氏にはお付き合い頂く。

エスカレーターを上ってまっすぐ6階に。鉄道模型売り場である。昨日のTamTamでも、今日のぽちでもGMストアーでも見当たらなかった車輌が欲しかったのだが、結局それはLAOXにも無かった。と、ヘンなもの発見!!トミーテックから発売の「ジオラマキャラクターズ」である。あのLeafの人気作品「To Heart」のキャラクターが1/150サイズになっているもので、Nゲージなどのジオラマにどうぞ、というものである。最近はどうも「鉄と美少女」を混ぜたがる傾向が強くてよろしくない。しかもトミーテックというメーカーまで混ぜたがるなんて・・・・。マルチとかセリオとかが1/150になっているというその珍妙な商品が売っていたので買うことに決定!Ko氏と「Kで買い取ってくれるかな?」と話していた。さすがにキャラクター商品を扱うKでも買い取らないか・・・・・。鉄分の無いTo Heartファンが1/150のキャラクターを買い求めるか・・・・。微妙な所だ。

LAOXで買ったのはこの「ジオラマキャラクターズTo Heart6人入り」をPart1とPart2一つづつと、GM製DT11台車一つであった。

と、Ta氏が「マイクロエース 寝台特急「銀河」セット」を買っているではないですか!お金あるなぁ。

セットの中のオハネフ24とカヤ24の2両を線路に乗っけてテールライトとテールマークの点灯試験をしている。カヤ24は電源車で、ちっちゃいので私の好きな車だ。

Ta氏は、さらに「KATO EF65 1000番台」も買っていた。これも線路に乗っけて走行試験。ヘッドライトが点いて・・・・・。

「・・・・ヘッドライトが点いて・・・・・・走らない(汗)」
(店員さん、脱線していないか確認)
「・・・・・・走らない。・・・・・・ちょっと待ってくださいね。」

もう1両持ってきて走行試験。今度はヘッドライトが点いて、すぐに走り出した。

「すいませんね。」

その様子を見ていたKo氏に、「たまにこういうのがあるんだよね。」と話す。

店を出たところで、ジョナサンからお疲れ気味だったKo氏が帰ることになった。お疲れ様!

Ta氏と二人になった。元々Ta氏に「メイド喫茶案内してくださいよ!」と謎のお願いをしていたので、昨日に引き続きメイド喫茶に行く事になった。メイリッシュと”青壁”に加えて、昨日Cos-Chaに行ったので、さらに別なところにしようということで、「キュアメイドカフェにしましょう。」となった。「本物のメイド服の喫茶店ならキュアメイドカフェです。」とTa氏のお墨付きだ。

ところが、キュアメイドカフェは既に閉まっていた。同じように行こうとしていた男二人連れが前にいたが残念そうにしていた。

「では他の所に・・・」ということで、Ta氏の案内で「MIA CAFE」に行く事にした。「新しく出来た所です。」とTa氏。

ビルの2階にその「MIA CAFE」はあった。電気が点いて営業している模様。中に入る。

30人定員ぐらいの小さな店であった。メイド服を来たウェイトレスさん3人がくるくると動いていた。案内を受け着席。

すると私たちの直後に4人組が来店。「すいません。混雑してまして・・・・。こちら2人づつ別れてでもよろしいですか?」

ウェイトレスさんが案内したのは、ちょうど私たち二人を挟んだ左右の2人席であった。それではさすがにあんまりだ。私たちが自主的に一つずれて4人席をつくる。

注文は結局コーヒーとケーキにした。メイドさんはそんなにも広くない店内を本当にくるくると忙しそうに動いている。

その様子を見つつ、Ta氏と今日のキャラフェスの話や、鉄道の話などする。

と、ふと見ると、店に上がってくる階段のところで、男性客とメイド服のウェイトレスさんがツーショット記念写真を撮っているではないですか!うぉぉ(汗)

しばらくしてコーヒー到着。「お砂糖をお入れします。」ということでメイドさんがお砂糖を入れてくれた。なるほどなるほど。

「ミルクもお入れします・・・・・あぁっ!すいません!」

メイドさん、ミルクこぼしちゃった。ネタか!?おもいっきしネタか!?狙ってた?っていうか狙ってるでしょ!!

「えぇ〜〜!?これありぃ?」
「ふぇ〜〜〜ん、なんか小バカにされてる気がしますぅ〜〜〜。」

か、可愛いっ(爆)  いいな、この店(核爆)

私の飛行機の発時間が21時。携帯のiモードで乗り継ぎを調べると、秋葉原を19時57分に出る京浜東北線に乗ればよさそう。京急に乗る場合もモノレールに乗る場合も同じ時間だ。

時間を見計らって席を立つ。お会計。

「スタンプカードをおつくりします。お客様のお名前を教えてください。ハンドルでもよろしいです。」
「じゃあAkで。」

AkはTa氏の本当のハンドルである。

「かっこいいハンドルですね。・・・・日へんに・・・・・」
「あ、ひらがなです。」
「あ・・・そうですか。」
「お客様は?」

ちょっと試してみようか?稀に使うこれを使ってみよう。

「では、橘で。」
「ひらがなですか?カタカナですか?」
「漢字で。」
「え〜〜〜っと・・・・・(カキカキ)・・・違いますよね?いやぁ、恥ずかしい!」

言うが早いかクシャッと曲げて脇のカウンターに放ってしまった。

「惜しいですっ!」

かまえの後、ハを書かないで口を書いてしまっている。

「木へんに矛ですよね?そのあとは・・・・・」
「かまえ書いて、ハに口です。」
「・・・こうですか?あ〜さっきでほとんど合ってたじゃないですか。もう〜〜。」
「惜しいって言ったじゃないですか。それにすぐ曲げちゃうし・・・・。」
「うぅ〜〜〜〜。」

可愛すぎです(核爆)

でもでも!ほんとに惜しかったんですよ!長崎の有名ちゃんぽん店で同じように、「領収書下さい。橘で。」と言ったとき、初老の紳士的な店員はかまえの後ハの下に「T」を書いたんですって。初老の紳士がですよ!それに比べればハが抜けた事なんてどってことないです。

これにて本当に秋葉原終了。いやぁ、最後のメイドカフェ良かったわ。あの店員の雰囲気は2月14日に行った”青壁“以上であった。メイリッシュやCos-Chaよりいいかも・・・・。この「MIA CAFE」は22時まで営業だそうです。

秋葉原駅まで出る。ここでTa氏とお別れ。最後までありがとうございましたっ!


喫茶を出た時点ではモノレールにしようと考えていたのだが、京急経由の方が安かったので京急の連絡切符を買う。予定より早い京浜東北線の電車に乗れた。

品川から京浜急行に乗り換え。連絡改札を通る。
早く来たので羽田空港行の急行までまだ時間がある。その前に三崎口行の快特があったので蒲田まで先行する。放送も「羽田空港にお急ぎのお客様は快特で蒲田まで行き、乗り換え下さい。」と放送している。
羽田空港は後ろにしか階段が無いから・・・と後ろに行きかけるが、蒲田での乗換えを考えて、一番後ろには行かなかった。

やってきた快特は新1000型。第一編成の8連。ロングシートはすぐ埋まってしまったのでジャンプシートの補助席に座る。

蒲田まではすぐ。

蒲田で乗り換え待ち。「次の羽田空港行は4両編成です。」

横浜方から改造2000系の4連が入ってくる。方向幕は「特急」。

一番後ろのドアから乗り羽田空港対策。席にも着席できた。

長いと思っていた空港線も、糀谷、大鳥居、天空橋、羽田空港で、いつもより早い気がした。

予定より4分早く羽田空港に着く。改札を抜け、まっすぐ全日空のカウンターに向かう。既に20時半を過ぎているからか、自動チェックイン機は動いておらず、有人の61番カウンターで手続きをする。既に事前座席指定をしているので、すぐに指定していた座席で発券された。

金属探知機を無事に抜け安全区域へ入る。搭乗口に向かう途中の売店で、「東京ばなな」を買う。東京土産は「東京ばなな」とほぼ決めている。昨年は毎月旅行していたので、家に「東京ばなな」が大体あるという面白い事態になっていた。

機内への搭乗はちょうど始まったようで、搭乗口は行列が出来ていた。並ぶのが嫌なので、搭乗口目の前の椅子に座り、空くのを待つ。

すると、少し途切れたところで、搭乗口にいたエア・ドゥの係員が、搭乗口を閉めてしまった。

「すいません。搭乗橋が混んでおりますのでしばらくお待ちください。」

係員がやってきた乗客にそう説明してまもなく、案内放送がかかった。

「お客様にご案内いたします。ANA4713便、エア・ドゥ25便は、お客様のご予約でお座席が足りなくなる可能性がございます。ただいま、明日以降の便へ振り替えにご協力いただけるお客様を探しております。ご協力いただけるお客様にはご協力金2万円と、宿泊費をお支払いいたします。ご協力いただけますお客様は22番カウンターまでお越しください。」

明日は午後からの勤務。今日急いで帰る必要は全く無い。すぐに22番カウンターに向かった。

「すいません。明日に振り替えてもかまいません。」
「ご協力いただけるお客様ですね。航空券をお願いします。」

係員は私の航空券を何やら端末に入力した。

「申し訳ございません。そこのお座席におかけになりましてしばらくお待ちください。」

私の後からも何人かやってきた。数人は航空券を渡して端末打ち込みを行っていたようだが、そのうち「ただいま調整を行っておりますのでしばらくお待ちください。」に変わった。

私はカウンター脇にあったANAの時刻表をとって、ANAマイルパートナーのホテルを探し始めた。前回の「ホテルオークラ」のように「宿泊料金は領収書と引き換えで」というなら、ANAのマイルが貯まるホテルの方が得だ。しかし、以前は乗っていたホテル一覧が時刻表に見当たらない。あれぇ?

「・・・・・うん・・・・・」
「・・・・・・調整・・・・」
「・・・4人・・・・・・・」

カウンターからはそんな声が聞こえてくる。

そして・・・・・。

「○○様、○○様、○○様、○○様、以上の4名様。申し訳ございません。明日以降の便に振り替えという形でお願いいたします。それ以外のお客様はお座席の都合がつきましたので、ご搭乗下さい。」

初めてのフレックストラベラーとなった。

”それ以外”になってしまった人たちは一様に残念そう。仕方なく搭乗口に戻っていった。

その他にも「キャンセル待ち」をしていた人も結構いたようであったが、係員が「ご予約のお客様で満席になりましたので・・・」と案内している。「・・・この航空券はご予約ができませんので・・・」と聞こえてくるので、その殆どがスカイメイトのようである。その人たちの多くが「払い戻しを。」と言っていた。

私の名前が呼ばれてカウンターに行く。

「明日何時の便になさいますか?」
「そうですね・・・・11時発の便で。」
「お座席のご希望は?」
「前方窓側で。」
「・・・・あいにく前方窓側は埋まっております。後方でしたら窓側もご用意できます。」
「では後方で。」

カウンターの上には機械から打出したと思われる「予約解除表」みたいなものが放置されていた。それを見ると私の名前が一番上にあり、そこから4人までが、摘要欄らしきところに「DEL」と付いており、解除されたのがわかる。その下にも5人ぐらい書いてあったので、9人ぐらいの航空券を端末入力したようだ。

隣では同じように解除になった男性客が手続きをしている。それを聞くと、「ホテルはこちらで羽田東急ホテルを手配しております。」とのこと。あ、ホテル決まってるんだ・・・。ところが男性客は「ホテルはいらないです。」と言う。都内の家に戻るようだ。航空券も払い戻しを希望していた。

私の方の手続きは・・・・

「すいません。エア・ドゥの航空券でしたので、エア・ドゥにしか振り替えできません・・・。」
「え〜〜。とすると・・・・・」

17時の出社に間に合うためには16時に自宅を出る必要がある。以前同じように東京から飛行機で帰った後で17時出社という時に、飛行機が遅れて自宅に戻れなくなり会社直行になったことが一回あったので、それを考えると余裕を持って午前中には千歳に戻りたい。しかし、エア・ドゥは朝7時40分発の次が11時半なのだ。11時半の飛行機だと千歳到着は13時となる。間に合わなくはないだろうけれど・・・。

「それでは仕方がないので7時40分の飛行機でお願いします。」
「すいません。・・・・・こちらでしたら前方窓側に空席がございますのでそちらでご用意いたします。」

その後、協力金2万円と、羽田東急ホテルの宿泊クーポン券をもらい、「フレックストラベラー承諾証」に「これ以上全日空に要求しません。」という署名をした。航空券の裏には「OVSLの為振替」と書かれた。

私の手続きを受け付けてくれた係員は、私と、もう一組フレックストラベラーに承諾したカップルらしき二人を、羽田東急ホテル行の無料バス乗り場まで案内した。

「本日はご協力ありがとうございました。」

と残して係員は去っていった。

私とカップルの男性は、「お疲れ様でした。」と一言だけ挨拶をした。

まもなく羽田東急ホテル行のマイクロバスが到着。それに乗ってホテルを目指した。

ホテルのフロントに到着。宿泊クーポン券は、「夕食券」と「朝食券」に変わって戻ってきた。「明日のフライトは何時ですか?」と聞かれて、「7時40分です」と応える。「では6時50分か、7時のバスですね。」と案内された。

「お部屋までご案内します。」
とホテルマンに言われた。
「お荷物をお持ちしましょう。」
と言われたが、持っているのが鞄とポスター5本と東京ばななの袋だったので「いや、けっこうです。」と断った。

ホテルで部屋まで案内されたのは、「ホテルオークラ」以来だろうか?またチップかな?と思ったのだが、払わないまま済ませてしまった。

部屋に着いて一息入れる。

「本当に泊まる事になっちゃったよ・・・・。」と改めて考える。

とりあえず、今日お世話になったNa氏とKo氏とTa氏にメールを送る。

その後、夕食券を持って一階のレストランへと降りる。エレベーターの中には豪華な料理メニューが貼られており、「どうなるのかな?」と考える。

夕食券の裏には「金額を超える場合は差額をお支払いください。」と書いてあったが、レストランのボイに「メニューはエビフライかビーフステーキのどちらかになります。」と言われた。ジョナサンでエビフライを食べたばかりだったので、「ステーキでお願いします。」と頼む。「ステーキはローストビーフになりますがよろしいですか?」と言われたが、「はい。」と応えた。「サラダはこちらのサラダバーとなっております。」とのこと。

まもなくして料理が来る。既におなか一杯に近かったものの綺麗に平らげた。

部屋に戻り、浅すぎる風呂に入る。

出てくるとNa氏からメールの返事があり、それでしばらくやり取り。テレカの落札には失敗した模様。残念。「東京の記念に””を見たらどうですか?」と言われた。なんでも生徒より背の低い先生と、特徴ある生徒との心温まるお話。との事であったが、既にかなり眠い。「起きていたら見ます。」と返して、ベッドに横になった。

気が付くと、既に放送時間は終わっていた。改めて布団に潜り込んだ。



当日購入した様々なものたち。ホテルで御開帳。(羽田東急ホテルで)


4月26日(月)

突然と目が覚める。「やばい!寝過ごしたか!」と思って時計を見ると、まだ6時前で、改めて布団に潜る。

6時になり目覚し時計が鳴る。ゆっくりと起床。

身支度を整えて6時半過ぎにレストランへと向かった。

朝食メニューはバイキングとなっていた。「お粥」があったので、「これがいいな。」と思い、和食中心のメニューで揃えた。

食後に飲み物が欲しくなり、グレープフルーツジュースを飲んだらとても美味しかったのは嬉しかった。

と、食事でゆっくりし過ぎたせいで7時のバスに間に合わなくなった。まずい。

急いで部屋に戻り荷物を持ち部屋を出る。

7時10分発のバスで羽田東急ホテルを離れた。この羽田東急ホテル、羽田空港の新ターミナルビル竣工時に、ターミナル内に新しいホテルとなって移るそうで、現在の建物での営業は今秋までという事である。

7時20分、空港到着。

すぐにエア・ドゥのカウンターへと向かう。

「昨日振替していただいたお客様ですね。ありがとうございました。」とお礼を言われ、13便のチケットを受け取る。

お土産は買っておいたのでそのまま飛行機に搭乗した。

帰りの機内ではドリンクサービスにコーヒーを所望。隣の人は今度は緑茶を頼んでいた。

千歳空港でバスを待ち、午前中には自宅に帰ってきた。


往復3万円を超えていた今回のキャラフェス行は、全日空から2万円の思わぬ支払いがあり、ずいぶんと安く終わった結果になった。

フレックストラベラー初体験ではあったが、「あともう少しで。」という経験は過去に何度かあった。もしかしたら、またフレックストラベラーに当たる事があるかもしれない。

 

(04.05.06up)