3月7日 ついに本州上陸へ!

5時50分過ぎ、ついに北星と愛車れぱーど君は新潟から本州への上陸を果たしました。そうして颯爽ときょうちゃんとの待ち合わせ場所である長野へと向けて進み始めました・・・・・。と書くと格好いいが、本当は、昨晩かなりのダメージを受けていたのであります。
前日の日記で「ま・た・あ・と・で」と打ち上げてから、実際「キャッスルファンタジア〜エレンシア戦記〜」をしたのです。それはそれでとっても楽しかったのです。その後昼寝をして、晩御飯を食べたのですが、その頃から半分気分が悪くなっていたのです。戻ってから少しゲームの続きをしたりしたのですが、戦闘陣形で迷って、ふてくされて寝たのです。それが消灯前。その後、やっぱり揺れたのです。船が揺れたのです。そんなにも大きな揺れではなかったのですが、揺れたのです。気持ちが悪くなったのです。そうして考えたのです。「船の酔いが一番きつい。車なら止められるし、電車なら降りられる。船は港に着くまで開放されない。」
それでも定刻20分遅れで新潟港入港。下船したのです。まずやはりスパイクピンを打ち込んだ北海道仕様のスタッドレスタイヤを本州用にしなくてはなりません。新潟港周辺には雪というものがまったくありません。そこで船を下りたすぐそばで、ジャッキアップをして後輪のスパイクピンを抜きます。このスパイクピンは後付けのものなのですぐに抜けるのです。もちろん作業のためもありましたが、作業がなくても酔い覚ましに休憩したでしょう。それぐらいダメージを受けてしまったのです。大体この作業に一時間。船の写真を撮って港を離れた時は既に7時を回ってしまいました。ちょっと迷って途中のローソンで地図を確認。その後は順調に長野を目指します。通ったのは東三条・長岡経由の国道8号線(北陸国道)ではなく、吉田を通る国道117号線(確か)。JRで言えば越後線ルートになります。途中雪が降っているところもあったけれど、雪といってもみぞれですべるようなことはなく順調に進みます。ローソン吉田東町店(新潟県西蒲原郡吉田町大字吉田字谷内2756-1)で休憩。AM8:43.そうして柏崎で国道8号に合流します。すると!前を走るトラックが「KAGAWAUNSO」と書いてあるではありませんか!ナンバーは香川ナンバー!こんなところで早くも高松です。嬉しくなっってずっとこのトラックに付いていきます。途中稲妻と雷鳴に遭い、すごい大雨に遭ったりしながら米山、犀潟と進んでいきます。直江津の手前で長野へ向かう国道18号線に転進。さらに順調に走ります。あ、ちなみに「KAGAWAUNSO」のトラックは犀潟の手前で2車線になったので抜いてしまいました(爆)。そうこうするうちに長野県に突入。ローソン信濃町野尻店(長野県上水内郡信濃町大字野尻759-2)で休憩です。AM11:28.ここを出発しようとするときょうちゃんから電話です。「長野に着いた」そうです。しばらく待ってくれと伝えて先を急ぎます。野尻湖をチラッと見ながら、長野盆地に下り、長野市街の渋滞も何とかクリアーして長野駅に到着。地下駐車場に止めてきょうちゃんに会いに行きます。その後きょうちゃんを乗せて出発。何も食べていないということなので「やっぱり長野だ。信州そばを食べよう」ということになりました。信州そばのそば粉は北海道幌加内産も多いようですがそんなことはこの際構いません。なかなか入りやすい左側の店が見つからずかなり走ってようやく発見!入ったものの「準備中」(TT) 仕方がないので歩道を50m走ってちょっと手前に合ったもう一件の蕎麦屋に入ります。この蕎麦屋、「トレインギャラリー」という店で、入口には遮断機があって警報機が鳴っているという凝り様。駐車場には長野電鉄2500系(元東急5000系)が置いてあります。この蕎麦屋で昼食。その後で鉄道好きの私としては「日本一の鉄道模型レイアウト」を呼ばれるものを見たかったのですが、時間と入館料金で涙をのみます。
車はさらに進んで信州中野駅へと向かいます・・・・・なぜ?そう、私が長野に向かいたかったのは、「長野電鉄木島線廃止」があったからにほかなりません。無類の中小私鉄好きの私はやはりこの線に乗りたかったのです。踏切を渡って右折すると信州中野駅が見えてきます。駅前にはジャスコがありますがこんなところではやるのでしょうか?「微妙に閉店してそうだ(笑)」と思ったり。
とりあえず駅右側にあるスイミングスクールの駐車場に車を入れますが、きょうちゃんが「こっちを見ている人がいる」と目ざとく気づきます。なるほどスイミングスクール一階からこっちをじーーーーっと見ている人が見えます。私はとりあえずエンジンをかけたまま駅に行き時間を確認します。すると出発までまだ40分以上の時間がありました。車に戻り「とりあえず車を動かそう」と言うことで、ジャスコの駐車場に動きます。と、ジャスコに「閉店セール!」と大きく出ているではないですか! 冗談ではなく閉店するようです。ジャスコ駐車場の端のほうに止めて駅に行きます。そうして廃止記念グッズを覗いてみます。すると「記念乗車券」を発見!購入します。早速使おうとビニールを破いて取り出そうとすると駅員から「3/31限定です」と声をかけられた。ぬあにぃ〜!!今日使えないのか!!どこにもそんなことは書いてなかったぞ!!なんかそれを根拠に払い戻しか今日使えるようにするか掛け合いたかったが、なんとなくやめた。普通に乗車券を購入。電車に乗った。

途中駅はどれもいい感じで、中小私鉄丸出しの狭い駅前広場や、木造の駅舎(四ヶ郷)などがあった。

木島駅に到着。駅前の写真を撮って、電車の写真も撮る。駅前の商店で廃止記念の「ふみカード」(切手やはがき等が買える)があったので購入。4枚組みで4,000円である。ちょいと高い。

折り返しの電車は空いていたので着席。ふと前を見ると少年が漫画を見ています。「新世紀エヴァンゲリオン@」(ぉ) きょうちゃんも気づきました。しかもちょっと離れた席ではアニメのイラストを見ているらしき集団が・・・・・。どちらも間違いなく地元民だと思いましたが、木島線、なかなか濃い路線です(笑)

信州中野に戻ってきた我々は、ジャスコの駐車場で無事車に戻ります。すでに夕方にはなっていたのですが、「やはり長野だし、隠れすぎたセンチスポットである善光寺に行きたいね」ということで、善光寺に向かうことに決めました。その前に画像確認と言うことで、駐車場でノートパソコンを起動。ベクターから画像吸出しソフトをダウンロード。PSジャーニーをノートパソコンのROMドライブに入れて吸出しを始めます。この一連の作業は動いている車の助手席できょうちゃんがしてくれました。きょうちゃんに感謝!!

※善光寺
「牛に引かれて善光寺参り」の言葉もあるほどありがたいお寺。新幹線の出来る前の長野駅は善光寺を模した寺社型であった。センチメンタルグラフティとは長野にヒロインがいるわけでもなくまったく関係ないように見えるのだが、実は微妙なつながりがある。PSゲーム「センチメンタルジャーニー」の画像解析をすると4枚だけ実写画像が出てくる。その画像が長野新幹線と善光寺前の店なのである。もちろん全くゲーム内容・本編には関係ない。よくわからないオヤジがアイスを食ってる画像でありかなり不明。こんな画像を入れるなら、本編のセリフシステムを良くして欲しかった。このジャーニーの画像はまだ知らない人が結構いるようである。善光寺もスポットにするのはかなりの通かマニアだと思う(ぉ)

善光寺到着は18時を過ぎていたので一番奥の第一駐車場に止めて裏から参拝に行きます。ほとんど真っ暗で、デジカメで写真を撮るのも苦労します。フラッシュをたいて撮影すると、フラッシュの光が届かないで、真っ暗になってしまったので、フラッシュをたかないで撮影すると成功しました。そのほかおみくじやお守りの自動販売機がありました。お守りの自動販売機は初めて見たものでした。

お参りを終え参道を下っていくと、やはりほとんどの売店が営業を終えて閉まっています。「やはりだめか・・・」と思いながら歩いていくと、なんと!!ジャーニーで出てきた店だけが営業をしているではありませんか!!さっそく「巨峰ソフトを!」ということで、「冬こそアイス」を実行します。この「冬こそアイス」は昔サークルのごく一部で流行っていたのですが、今では美坂栞的発想も半分入っているのかもしれません。

その店の前できょうちゃんに写真を撮ってもらいます。(この写真は「作者近影」として後でupしましょう)

お店では長野名物の「おやき」もまだ出来ると言うことで、一つづつ注文して食べました。

これで善光寺は終了。今日の宿泊地である淵東に向かいます。

長野市内の繁華街を抜け、川中島への分岐を分け、順調に松本へ向かっていきます。きょうちゃんは助手席で眠っています。そのうち道路は峠でしょうか上り坂になります。それでも後ろから大型トラックが追いかけてきます。逃げる!追われる!

北星本人も疲れて眠くなってきていたのでバス停を見つけて逃げ込みます。いったん休憩。バス停の名前は「発電所前」。バス停のポールが4本ぐらい立っていてすべて町村営バス。過疎のバスです。その中に路線地図があるバス路線があり、なんとバス停「満仲」!!森井夏穂の声優「満仲由紀子」さんと字も同じではないですか!!行くことに即決定。車を走らせます。途中道に迷いかけながら、細い道を通って到着!!!

ところがバス停の表示は「万中」・・・・・。をいをい、これぢゃ全然違うではないデスカ!それでも写真を撮って引き上げます。

すると今度はきょうちゃんが「麻績村」を見つけました。そういえば微妙なネタがありました。これも声優「麻績村まゆ子」さんのネタではあるのですが、満仲が微妙につまらなかったので、「行こう!けてーい!」

しかーし!満仲から麻績村に行く道はめちゃめちゃ狭かったのです!坂が急だったのです!「ホントにこの道なのか!?」と思いながら進みます。「この道の存在意義は何なんだ!」「それは満仲さんと麻績村さんのファンが、満仲と麻績村を結ぶために作ったんだろ!」
 

麻績村役場到着。写真に収めます。真っ暗なので速攻退散。一路松本に向かいます。

松本に着きましたが、晩御飯がまだです。松本インター手前のグルメドールで晩御飯を食べて、車も給油。

そうして今晩の宿泊地。松本電鉄淵東駅に着きました。ここで車中泊。毛布をかぶってオヤスミナサ〜イ!